起床。
「旅館清兵衛」の朝食。な、なんと、前日とメニューが違いました。素晴らしい。朴葉焼きは今回も着いていましたが、それ以外が違いました。朝から野菜の天ぷら!なんとリッチなのでしょうか。この食べ方が合っているかどうかはわかりませんが、今回は生卵に付けつついただきました。まろやかになって美味しかったな。
身繕いして出発します。お宿のおばあちゃんに声をかけると、名残惜しいねえ、みたいな話になり、「コロナはみんなで追いやったりするんじゃなくて、コロナ様コロナ様っていって大事にしてあげたほうがいいんじゃないか」とのこと。コロナと共存する世界ですからね。”コロナ様”っていうのもいいかもしれませんね。
このあたりの方言は結構聞き取りにくかったです。宿のおばあちゃんとのやり取りも何回か聞き直してしまいました。言葉のコミュニケーションというのは本来はでもこんな感じなのでしょう。英語とかのやり取りも、わからなかったら聞き直しつつ、片言やボディランゲージを入れつつ、行っていくものなのでしょう。
おばあちゃんからは最後に”お駄賃”としてお菓子の詰め合わせをいただきました。いい宿でしたねー。私が今までに泊まった中でもだいぶ上のランクのお宿となりました。
駅前のコインロッカーに荷物を預けて「宮川朝市」に向かいました。9:38の特急で名古屋に向かう予定だったので、8時からしばし朝市を散策しようと思ったわけです。かなりの賑わい。朝市の道脇にお店も並んでいて朝早くから開いているのもありがたい。お土産を見たり、飲み食いして楽しむことができます。また、河原沿いで、降りて鯉に餌やりしたり遊ぶこともできます。写真のスポットしても良かったですあっという間に時間が過ぎていきました。
出発の時刻が近づいたので、駅に戻って特急ひだ6号に乗る。帰りはグリーン車にしたのです!席の幅が広い。私が短足なだけかもしれませんが、足を伸ばして前の座席に全く届きませんでした。
Kindle OASISで小説を読んだり、うとうとしたりして過ごして名古屋着。
ちょうどお昼だったので、早速ランチにしました。改札出てすぐくらいのところにあった「まるは食堂」さん。選んだ理由はただ一つ。有頭エビフライ定食があったからです。名古屋に来たらやはりエビフライを食べなければなりますまい。限定でお高かったですが、こういうときでもないと食べないものです。びっくりするほどのデカさでした。食べごたえあるある。プリプリで美味しかったです。
ホテルに行くかどうか悩みましたが、コインロッカー代をケチることにし、先にホテルに向かいました。この日のお宿は「イビススタイル名古屋(ibis Styles Nagoya)」です。
お安かったのと、できたばっかというので選んだ次第。名古屋駅から少し歩いて到着。ピカピカでした。残念ながらお部屋の準備ができていなかった。9Fなら空いてるとのことでしたが、せっかく高層階限定のプランにしたし、ということで、荷物を預かってもらうにとどめました。
名古屋駅に戻って、厳密には名鉄名古屋駅に戻って、本日向かうは「常滑」です。本日のメインは坂本真綾ライブ。それまでに何しよう、と考えたのですが、「常滑」で陶器を見て回ることにしたのでした。
名鉄で常滑駅へ。駅前に観光案内所があります。Netflixで配信されている「泣きたい私は猫をかぶる」の舞台でしたか!いやー、「泣きたい私は猫をかぶる」は少し観て止めているアニメでした。いかんいかん。帰ったら観よう。「やきもの散歩道」マップがあって、それに沿って散歩することにしました。まずは陶磁器会館からスタート。
廻船問屋瀧田家。
いろいろなお店がありました。陶器を見て回る。リーズナブルな陶器が多く、いろいろと買いたくなりますが、我慢我慢。セレクトセレクト。
「煙突屋ガーデンカフェ」でコーヒーを頂く。こういった散歩でカフェに入ることはなく、いや、入りたいと思いながらも、せっかく来たんだからということでどんどん歩を進めてしまう私なのですが、珍しくコーヒーを頂いたのでした。歩いて疲れているということもありました。このお店は陶器のほか、昔の看板とか、飲料メーカーのノベルティとか、そういったものも展示されていて興味ぶかかったです。
陶磁器会館に戻る手前のお店「とこなめ えんける道具店」に、陶器の入れ物が売っていました。お昼のお弁当に必ず入れる梅干しの入れ物として、あるいは朝食の納豆卵かけご飯に入れるちりめんじゃこの入れ物としていいなあと思って、購入。お店の方もいい感じでした。
陶磁器会館や、近くの常滑焼急須館を見て回る。
常滑駅へ。観光案内所では陶芸作家の展覧会が開かれているとともに、陶器の販売もありました。リモートワークもあって、朝ごはんにお茶碗を必ず使う今日このごろ。せっかくならいいお茶碗にしようと思って、じっくりとセレクト。原田晴子さんの一品にしました。濃い色のお茶碗って初めてかな。ご飯の白さが際立つかなあと思いました。大事に使っていくことにします。
名鉄で名古屋に戻る。事故があったらしい。しかし、名鉄の車掌はよく喋るなあ。ちょっとうるさいくらいでした。気にせず小説を読んで過ごす。
名古屋着。ホテルに行って改めてのチェックイン。ライブにカメラを持っていくわけには行きませんからね。ホテルにカメラ一式を置いて出発。入場可能になる時間の30分以上前にZepp Nagoyaに到着。近くのビルのショップをウロウロしたりしました。ゲームセンターがあって、ゲームセンターには行かないのですが、時間があったので中を見て回る。VR/ARのコーナーは誰ひとりいませんでした。うーむ。まだまだなのかも。プリクラがたくさんありました。このお店だけかもしれませんが、メイクするようなスペースが有り、画像効果に拘っているような機械がたくさん並んでいました。
UFOキャッチャーやゲームのコーナーも観てまわる。当たり前かもしれませんが、最近のゲームはすごいですねえ。グラフィックのパワーが昔とは比べ物にならないか。
とウロウロしているうちに開場。COCOAアプリと検温を受けつつ、チケット見せて持ち物検査されて入場。
ライブスタート。
いやー、相変わらず素晴らしかった。アコースティック中心で静かなライブと思いきや、ノリのいい曲が何曲も流れました。最後近くに流された「クローバー」は名曲だなあ。改めて気づきました。コロナ禍の中でのあえてのライブということもあってか、メッセージ色の強い曲のセレクトとなっていました。今回もいい曲といい話を本当にありがとうございました。
ライブ終わりは、事前に目をつけておいた「名古屋コーチン 弌鳥(いっちょう)」へ。名古屋コーチンの手羽先と親子丼をオーダー。名古屋に来たらこれは食べなければね。非常に美味しゅうございました。
ホテルに戻る。イビススタイル名古屋は今風のホテルって感じ。グローバルに展開するホテルのようでした。部屋のディスプレイはむちゃくちゃ大きい。他方で湯船なし、シャワールームのみ。おしゃれな感じは非常に良いと思います。が、名古屋は温泉付きのホテルが多いので、ゆっくりと休みたい層の支持は得にくいかなあ。仕事のときとか、温泉あるホテルは助かりますからねえ、疲れが取れるので。若い人が選ぶかどうか。設備は整っていますし、Wifiも快適なのですが、やっぱり湯船がないと疲れが取れないかなあ。
そんなことを考えながら夜が更けていきました。
翌日は朝5時半に起きて身繕いして出発。6時台の新幹線で千葉に帰ったのでありました。
良い旅行でしたー。またどっか行こう!
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