早々にホテルをチェックアウトし、伏見駅へ。そこから名古屋駅へ。改札入る前に少しお店をウロウロ。GoToトラベルの地域共通クーポンって普通に使えるのかなあと思って。店の前に掲示があるお店では普通に使えるようでした。ただ、お釣りは出ないので、一定量の買い物をするときを見計らって使わなければなりません。まあ昼と夜の食事時でしょうねえ。いざとなったら本でも買えばいいなあと思って、改札へ。
朝からビールも流石に堕落しすぎているので、ホームでコーヒーをゲット。しばらく待って、ひだ1号が入線してきました。機動車ですね。電化されていないようです。風情があります。指定席に座る。岐阜まではなんと後ろ向きに進んでいきます。岐阜で方向変わって前進となります。前に河口湖に行ったときも似たようなことを経験したっけなあ。なかなかの違和感でした。コーヒーを飲んで、すぐに爆睡。前日1時位までリモートでだべっていて、5時台の起床は流石に無理がありました。名古屋から高山は2時間半もかかります。少しぐらい寝ても何も問題ありません。1時間半くらい寝て、その後はKindle OASISで本を読んで過ごす。電車、違った、列車からいい景色が見えますので、時折本を読むのをやめて景色に見入ったりしていたのでした。高山の手前は下呂温泉。下呂温泉に泊まるのもよかったかなあ。今度来ることにしよう。事前に思っていたよりかはあっという間に高山到着。駅前の観光案内所でマップをゲットし、荷物を預けに先に宿に向かいました。
この日のお宿は「旅館清兵衛」。
2泊します。まだ午前中だったので誰もいないかなあと思ったら、フロントのところにおばあちゃんが居て、出迎えてくれました。荷物預けるだけだったのに、チェックインもしてくれて、地域共通クーポンももらうことができました。荷物を預けて、部屋の鍵を持って出発です。
高山駅に戻って散歩スタート。宮川近くまで行って右折。商店街です。ウィンドウショッピングしたりして、ついたのは「高山陣屋」。代官所が残っています。全国に唯一現存する代官所だそうな。高山陣屋の前では野菜や果物を売る出店みたいのがいくつも。後で気づきましたが、これが陣屋前朝市でしたか。陣屋を出るときにはすっかりもぬけの殻になっていました。
高山陣屋はかなり大きいです。見ごたえがありました。このあたり、飛騨は幕府の直轄領だったんですね。年貢米の蔵として使われていた建物が博物館みたいになっていて、そこに地域の歴史の解説と資料展示がありました。
高山陣屋を出て、古い町並へ。「高山市政記念館」に行ったのですが、もう12時を過ぎていて、流石にお腹すいたなあとお店をまずは探すことにしました。この日は結構な混雑。えーい、ままよー、と、土産物屋さんの2回のレストラン・アイへ。メニューを見ると、飛騨牛の定食があるではないですか。少し高かったですが、こちらには地域共通クーポンがあります。向かうところ敵なしであります。飛騨牛肩ロース150gの焼肉定食と地ビールを強気にオーダーしたのでありました。自分でジュージューと焼くタイプ。いやー、本当に美味しかったー。飛騨牛さすがです。参りましたって感じ。贅沢をさせていただきました。
改めて古い町並を散策。混んでましたね。いろいろなお店があるので、ゆっくり回れば一日過ごせてしまいそうです。日本酒のお店がいくつかあって、有料の試飲もありまして、そういうのを楽しんでまわるというのもいい感じでした。お昼に地ビール、試飲で日本酒、少し酔っ払いながら歩いていましたね。
先程スルーした「高山市政記念館」にも行きました。市で使われていた古いパソコンもあったりして、近現代を振り返る。
あまり普段は食べないのですが、散策の中でお団子も頂いてみました。甘くなく醤油の味で美味しい。私はこういう甘くないタイプの方が好きなのです。
この日は高山で一日を過ごすと決めていました。今度こそ、今度こそ、ゆっくりまったりと、どっかでカフェにでも入ろうかと思っていたのですが、散策しているとどうしてもズンズンと歩みを進めてしまいます。「櫻山八幡宮」へ。
この写真がいいかなあと。月に向かって手をのばす紅葉、みたいな。
紅葉は終わりかけていた感じでしたが、探せばまだまだ紅葉はあったのでした。
しばらく歩いて高山別院へ。
少し歩くと何やら素敵な建物が現れました。「高山市図書館」です。図書館なのになんてモダンな建物なのでしょうか。「煥章館」(かんしょうかん)という名前もついています。もともとあった学校である煥章学校を模して作られたようです。1Fでは学生のみなさんが静かに勉強していました。試験が近いのでしょう。静かに立ち去ることにしました。
続いては近くの「飛騨高山まちの博物館」へ。無料では入れますが、ここはなかなか素晴らしい。特に良かったのは円空仏の展示です。ここでこの数の円空仏に会えるとは思ってもみませんでした。他にも見どころ多数ですので、この博物館は激しくおすすめいたします。
いつの間にやら17時。
駅の方に向かいつつ、夕食のお店をセレクト。一件飛騨牛のいいお店があり、入店したのですが、なんと地域共通クーポン非対応とのこと・・・。なんのこだわりなのでしょうか・・・。残念ながらそこにはいるのは諦める。ちょっと歩くとお寿司屋さんを発見。このあたりでお寿司もなあと思ったのですが、まだ飛騨牛の寿司を食べてないなあとも思って、思い切って入店しました。
「みこと寿司」です。奥にもっとスペースがあったかもしれませんが、カウンター中心のお店。お寿司のセットと、飛騨牛のお寿司と、ビールを注文。飛騨牛のお寿司は美味しかった。とろけました。ここの大将、正直仕事が少し雑。お寿司なのですからもう少し丁寧に握ったほうがいいんじゃないかなあと思ったのですが、この雑さがいい方に影響していて、寿司ネタが分厚いんです。それでいて寿司飯の量は控えめという。トロを頂いたときに感動しました。良くもここまで分厚いネタを出すなあって。いいお店だと思います。丁寧な仕事に期待する方には向かないと思いますが。地酒もオーダー。「山車」の辛口だそうな。冷やでいただきましたが、美味しかったです。
大将と少し話す。高山の方言を使う方で、少々わかりにくかったですが、聞き直したりして会話は成立。気のいい方でした。女将さん?もいい感じ。いいお店だったなあ。オススメします。
帰りしなにコンビニでビールと水を買って、宿に戻る。古そうな宿だったのですが、トイレは設備も新しくきれいで満足満足。お風呂は温泉ではないですが、こちらもきれいで、ゆっくりと浸かることができました。出てビールを飲んで、旅行記(これ)を書く。
そうして夜は更けていったのでした。
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