2020/11/28

宮川朝市さんぽと常滑の陶器選び〜2020年 飛騨高山・合掌造り・常滑 4日目〜


起床。

「旅館清兵衛」の朝食。な、なんと、前日とメニューが違いました。素晴らしい。朴葉焼きは今回も着いていましたが、それ以外が違いました。朝から野菜の天ぷら!なんとリッチなのでしょうか。この食べ方が合っているかどうかはわかりませんが、今回は生卵に付けつついただきました。まろやかになって美味しかったな。



身繕いして出発します。お宿のおばあちゃんに声をかけると、名残惜しいねえ、みたいな話になり、「コロナはみんなで追いやったりするんじゃなくて、コロナ様コロナ様っていって大事にしてあげたほうがいいんじゃないか」とのこと。コロナと共存する世界ですからね。”コロナ様”っていうのもいいかもしれませんね。

このあたりの方言は結構聞き取りにくかったです。宿のおばあちゃんとのやり取りも何回か聞き直してしまいました。言葉のコミュニケーションというのは本来はでもこんな感じなのでしょう。英語とかのやり取りも、わからなかったら聞き直しつつ、片言やボディランゲージを入れつつ、行っていくものなのでしょう。

おばあちゃんからは最後に”お駄賃”としてお菓子の詰め合わせをいただきました。いい宿でしたねー。私が今までに泊まった中でもだいぶ上のランクのお宿となりました。

駅前のコインロッカーに荷物を預けて「宮川朝市」に向かいました。9:38の特急で名古屋に向かう予定だったので、8時からしばし朝市を散策しようと思ったわけです。かなりの賑わい。朝市の道脇にお店も並んでいて朝早くから開いているのもありがたい。お土産を見たり、飲み食いして楽しむことができます。また、河原沿いで、降りて鯉に餌やりしたり遊ぶこともできます。写真のスポットしても良かったですあっという間に時間が過ぎていきました。




出発の時刻が近づいたので、駅に戻って特急ひだ6号に乗る。帰りはグリーン車にしたのです!席の幅が広い。私が短足なだけかもしれませんが、足を伸ばして前の座席に全く届きませんでした。

Kindle OASISで小説を読んだり、うとうとしたりして過ごして名古屋着。

ちょうどお昼だったので、早速ランチにしました。改札出てすぐくらいのところにあった「まるは食堂」さん。選んだ理由はただ一つ。有頭エビフライ定食があったからです。名古屋に来たらやはりエビフライを食べなければなりますまい。限定でお高かったですが、こういうときでもないと食べないものです。びっくりするほどのデカさでした。食べごたえあるある。プリプリで美味しかったです。


ホテルに行くかどうか悩みましたが、コインロッカー代をケチることにし、先にホテルに向かいました。この日のお宿は「イビススタイル名古屋(ibis Styles Nagoya)」です。


お安かったのと、できたばっかというので選んだ次第。名古屋駅から少し歩いて到着。ピカピカでした。残念ながらお部屋の準備ができていなかった。9Fなら空いてるとのことでしたが、せっかく高層階限定のプランにしたし、ということで、荷物を預かってもらうにとどめました。

名古屋駅に戻って、厳密には名鉄名古屋駅に戻って、本日向かうは「常滑」です。本日のメインは坂本真綾ライブ。それまでに何しよう、と考えたのですが、「常滑」で陶器を見て回ることにしたのでした。

名鉄で常滑駅へ。駅前に観光案内所があります。Netflixで配信されている「泣きたい私は猫をかぶる」の舞台でしたか!いやー、「泣きたい私は猫をかぶる」は少し観て止めているアニメでした。いかんいかん。帰ったら観よう。「やきもの散歩道」マップがあって、それに沿って散歩することにしました。まずは陶磁器会館からスタート。

廻船問屋瀧田家。



いろいろなお店がありました。陶器を見て回る。リーズナブルな陶器が多く、いろいろと買いたくなりますが、我慢我慢。セレクトセレクト。






「煙突屋ガーデンカフェ」でコーヒーを頂く。こういった散歩でカフェに入ることはなく、いや、入りたいと思いながらも、せっかく来たんだからということでどんどん歩を進めてしまう私なのですが、珍しくコーヒーを頂いたのでした。歩いて疲れているということもありました。このお店は陶器のほか、昔の看板とか、飲料メーカーのノベルティとか、そういったものも展示されていて興味ぶかかったです。

陶磁器会館に戻る手前のお店「とこなめ えんける道具店」に、陶器の入れ物が売っていました。お昼のお弁当に必ず入れる梅干しの入れ物として、あるいは朝食の納豆卵かけご飯に入れるちりめんじゃこの入れ物としていいなあと思って、購入。お店の方もいい感じでした。

陶磁器会館や、近くの常滑焼急須館を見て回る。

常滑駅へ。観光案内所では陶芸作家の展覧会が開かれているとともに、陶器の販売もありました。リモートワークもあって、朝ごはんにお茶碗を必ず使う今日このごろ。せっかくならいいお茶碗にしようと思って、じっくりとセレクト。原田晴子さんの一品にしました。濃い色のお茶碗って初めてかな。ご飯の白さが際立つかなあと思いました。大事に使っていくことにします。

名鉄で名古屋に戻る。事故があったらしい。しかし、名鉄の車掌はよく喋るなあ。ちょっとうるさいくらいでした。気にせず小説を読んで過ごす。

名古屋着。ホテルに行って改めてのチェックイン。ライブにカメラを持っていくわけには行きませんからね。ホテルにカメラ一式を置いて出発。入場可能になる時間の30分以上前にZepp Nagoyaに到着。近くのビルのショップをウロウロしたりしました。ゲームセンターがあって、ゲームセンターには行かないのですが、時間があったので中を見て回る。VR/ARのコーナーは誰ひとりいませんでした。うーむ。まだまだなのかも。プリクラがたくさんありました。このお店だけかもしれませんが、メイクするようなスペースが有り、画像効果に拘っているような機械がたくさん並んでいました。

UFOキャッチャーやゲームのコーナーも観てまわる。当たり前かもしれませんが、最近のゲームはすごいですねえ。グラフィックのパワーが昔とは比べ物にならないか。

とウロウロしているうちに開場。COCOAアプリと検温を受けつつ、チケット見せて持ち物検査されて入場。


ライブスタート。

いやー、相変わらず素晴らしかった。アコースティック中心で静かなライブと思いきや、ノリのいい曲が何曲も流れました。最後近くに流された「クローバー」は名曲だなあ。改めて気づきました。コロナ禍の中でのあえてのライブということもあってか、メッセージ色の強い曲のセレクトとなっていました。今回もいい曲といい話を本当にありがとうございました。

ライブ終わりは、事前に目をつけておいた「名古屋コーチン 弌鳥(いっちょう)」へ。名古屋コーチンの手羽先と親子丼をオーダー。名古屋に来たらこれは食べなければね。非常に美味しゅうございました。




ホテルに戻る。イビススタイル名古屋は今風のホテルって感じ。グローバルに展開するホテルのようでした。部屋のディスプレイはむちゃくちゃ大きい。他方で湯船なし、シャワールームのみ。おしゃれな感じは非常に良いと思います。が、名古屋は温泉付きのホテルが多いので、ゆっくりと休みたい層の支持は得にくいかなあ。仕事のときとか、温泉あるホテルは助かりますからねえ、疲れが取れるので。若い人が選ぶかどうか。設備は整っていますし、Wifiも快適なのですが、やっぱり湯船がないと疲れが取れないかなあ。

そんなことを考えながら夜が更けていきました。

翌日は朝5時半に起きて身繕いして出発。6時台の新幹線で千葉に帰ったのでありました。
良い旅行でしたー。またどっか行こう!

白川郷と五箇山の合掌造りを巡る〜2020年 飛騨高山・合掌造り・常滑 3日目〜


起床。

「旅館清兵衛」は朝食セットのプランにしたのでした。評判が良かったので、楽しみ。7時に食事会場に向かいます。・・・えーと、これは夕飯では無いのかしらん?というくらいのメニューとボリュームでした!朝から牛肉の朴葉焼きですよ!もうびっくりでした。大満足の朝食です。これを食べるために泊まってもいいかもしれません。朴葉焼きは燃料一個では焼けず、二個使って焼きましたが、非常に美味しかったー。甘く濃厚な味噌と牛肉のハーモニー。理性を保ってご飯は2杯にとどめたのでした。


なんで理性を保ったのか。そう、この日は白川郷までドライブだったのです。前日のお酒も控えめにしておきました。ここでお腹いっぱいで動けなくなるというのは避けたかったのです。2連泊ですが部屋を変えるということだったので、荷物を整理しておく。荷物は隣の部屋に移しておいてーということだったので、お隣に荷物とジャケットを移して、さあ出発です。

駅前のトヨタレンタリース。朝イチの朝8:00に予約を入れていました。借りる車はヴィッツです。いつもVolkswagen jeans up!なので、1,000CCクラスがちょうどよい。jeans up!は左側がウィンカーなので、この日はしょっちゅうウインカーとワイパーを間違えることになったのでありました。まあ私にとってはいつものレンタカーあるあるです。

高山駅から一路白川郷へ。高速を使いました。そんなに遠い距離ではないのですが、こんなにもトンネルが続くのかいなーというくらい、トンネルを通っての道のりとなりました。朝イチで行ったのは正解でした。道路は空いているし、駐車場の待ち時間もありませんでした。

いやー、来ましたねー、白川郷。前々から来たかったんですよね。


着いたはいいが、さてどこ行こう。9:20発で展望台行きのシャトルバスがあったので、それに乗って萩町城跡展望台へ。片道200円。10円50円混在で出したために運転手さんを混乱させてしまいました。少し罪悪感。展望台にはお店があって、無料で展望台を利用はできるのですが、展望台脇のスペースはカフェの敷地ということだったので、ホットコーヒーをオーダーしつつ写真を撮る。風が強くて、コーヒーがふっとばされそうになったりしました。この日は雲は多かったですが、天気は晴れ。良かった良かった。



このあたりには「さるぼぼ」という人形があります。猿の赤ん坊の意味だそうですが、顔がのっぺらぼう・・・怖い・・・ということで今の今まで買わなかったのですが、展望台の売店で、ゆきんこのさるぼぼが売られていました。大きな藁帽子をかぶっているんです!これは可愛かった・・・ということでゲット。サブトンに座っているタイプの小さなものにしました。

展望台からは歩いて下って、白川郷の家々を巡る。


私が参考にしたるるぶでは3時間位で回れる、と書いてありました。・・・が、実際はもっとかかります。中に入れる家がありまして、そういうのを巡ったり、写真を撮ったり、白川郷の端から端まで歩いたりすると、私の場合で4時間半くらいかかりました。「旅館清兵衛」で朝ごはんをたんまり頂いたこともあり、お昼はテイクアウトで軽く済ましてこの時間ですから、お昼をしっかり食べたり、カフェに寄ったりすると1日かかると思います。ご参考までに。

合掌造りの家々を回ったわけですが、まあここは写真に語っていただくほうがいいでしょう。
私の行った時期は、PayPayほかQRコード決済のキャンペーンをやっていて、なんと30%引きでした。合掌造りの家への入場料やお土産やら、だいぶ得した気がします。




混んでいたこともあり、朝ごはんたくさん食べたこともあり、お昼は軽く済ます。



端っこまで歩いて、それから戻る戻る。


お土産としては、一位一刀彫に使われる一位の木のコースターみたいのをゲットしました。家のお菓子入れの下に敷いておくことにしようかな。

駐車場のそばに「民家園」があります。移築されてきた合掌造りの建物がいくつもあり、見ごたえのあるエリア。




車に戻る。続いては「五箇山」を目指します。前日のリモート飲み会で委員長氏がおすすめしてくれたエリアです。白川郷より人も少なくいいのではないかとのことでした。

高速に戻る。しかしながら、白川郷の入り口はかなりの車の列になっていました。午後から来るのは混んでしまって大変でしょうねえ。

五箇山の合掌造り集落は「相倉」と「菅沼」があります。トヨタレンタリースでもらった紙に並んでいる順番のとおりに電話番号をカーナビに登録したので、まずは相倉を目指したわけですが、菅沼は五箇山インターすぐそばでした。少しインターから離れたところにある相倉にまずは行って、帰りに菅沼によるということになりました。

相倉着。
メインの駐車場が満車だったので、少し離れた駐車場に停める。歩いて合掌造りの集落に到着。


白川郷と比べると建物がこじんまりとしている気がしました。でもここはここで非常に趣がありました。人も少なくてのんびりできていい感じです。




夜はライトアップもしているようだったのですが、見知らぬ土地に遅くまでいて車で帰るのは怖かったし、引き上げることにしました。

来た道を戻ってーの、菅沼着。
相倉と比べると更に規模が小さい集落です。が、ちょっと行った先に五箇山合掌の里があって、コテージとして利用されている合掌造りの家が何件もあり、なかなかの見応えでした。こちらのエリアもオススメ。人が少ないし。




たくさんの合掌造りの家々を観たあとで、帰路につきます。高山までレンタカーで戻ります。戻りもトンネルだらけ。混んではなかったのですが、スピードはあまり出なかったですね。対面走行ならではでしょうか。トンネルに入るとどうしてもスピード落ちちゃいますしね。まあのんびりと帰ればいいや、と思って、のんびりと帰る。高山着。

トヨタレンタリース近くのENEOSで満タンにする。エンジンを掛けるのが何故かうまく行かず、2回めでうまくいって、車を無事に返却しました。良かった良かった。運転はいろいろな危険を伴いますからねえ。無事に帰れてこれてよかったです。さあ、飲み食いしよう!

行ったのは、「飛騨牛専門店 飛騨琢磨」です。前日に行ったのですが、地域共通クーポンを使えなかったので、諦めたお店です。せっかく来たわけだし、高山の最終日は思い切って贅沢することにしたのでした。オーダーしたのは飛騨牛のステーキのセット。ステーキは150g。お酒はビール飲んだあとに飲み比べ3種。

ステーキは・・・むちゃくちゃに美味しかったです。口の中に入れるやいなやとろけていきました。いやー、素晴らしい。飛騨高山に来てよかったなあと思う瞬間でございました。あとから知りましたが、このお店、飛騨牛はA-5 等級(最高級)しか使っていないらしい。そら美味しいですわなあ。


お店を出て、駅前のお店でお酒や地ビールを買い込んで宿に戻る。
宿ではお風呂に入りつつ、酒盛りしつつ、ブログ記事を書きつつ、夜が更けていったのでありました。
白真弓純米吟醸ひだほまれは美味しかったな。

2020/11/26

飛騨高山さんぽ〜2020年 飛騨高山・合掌造り・常滑 2日目〜


起床。5時40分起き。7:45名古屋発のひだ1号で高山に行かねばなりません。朝食も取らないといけないし、せっかくなので朝の温泉に入らねばなりません。ということで早起き。前日はリモート飲み会を結構したので、ちょっときつかったが、とっととお風呂に行く。朝風呂はいいですねえ。身支度を整えきって、朝食会場へ。ドーミーインPREMIUMの朝食は非常に充実しています。ローカルフードもあるんですよね。ひつまぶしを頂いてしまいました。美味しかったー。満足満足。食べすぎには気をつけつつ、ヨーグルトや果物はしっかりといただきました。


早々にホテルをチェックアウトし、伏見駅へ。そこから名古屋駅へ。改札入る前に少しお店をウロウロ。GoToトラベルの地域共通クーポンって普通に使えるのかなあと思って。店の前に掲示があるお店では普通に使えるようでした。ただ、お釣りは出ないので、一定量の買い物をするときを見計らって使わなければなりません。まあ昼と夜の食事時でしょうねえ。いざとなったら本でも買えばいいなあと思って、改札へ。


朝からビールも流石に堕落しすぎているので、ホームでコーヒーをゲット。しばらく待って、ひだ1号が入線してきました。機動車ですね。電化されていないようです。風情があります。指定席に座る。岐阜まではなんと後ろ向きに進んでいきます。岐阜で方向変わって前進となります。前に河口湖に行ったときも似たようなことを経験したっけなあ。なかなかの違和感でした。コーヒーを飲んで、すぐに爆睡。前日1時位までリモートでだべっていて、5時台の起床は流石に無理がありました。名古屋から高山は2時間半もかかります。少しぐらい寝ても何も問題ありません。1時間半くらい寝て、その後はKindle OASISで本を読んで過ごす。電車、違った、列車からいい景色が見えますので、時折本を読むのをやめて景色に見入ったりしていたのでした。高山の手前は下呂温泉。下呂温泉に泊まるのもよかったかなあ。今度来ることにしよう。事前に思っていたよりかはあっという間に高山到着。駅前の観光案内所でマップをゲットし、荷物を預けに先に宿に向かいました。


この日のお宿は「旅館清兵衛」。



2泊します。まだ午前中だったので誰もいないかなあと思ったら、フロントのところにおばあちゃんが居て、出迎えてくれました。荷物預けるだけだったのに、チェックインもしてくれて、地域共通クーポンももらうことができました。荷物を預けて、部屋の鍵を持って出発です。


高山駅に戻って散歩スタート。宮川近くまで行って右折。商店街です。ウィンドウショッピングしたりして、ついたのは「高山陣屋」。代官所が残っています。全国に唯一現存する代官所だそうな。高山陣屋の前では野菜や果物を売る出店みたいのがいくつも。後で気づきましたが、これが陣屋前朝市でしたか。陣屋を出るときにはすっかりもぬけの殻になっていました。





高山陣屋はかなり大きいです。見ごたえがありました。このあたり、飛騨は幕府の直轄領だったんですね。年貢米の蔵として使われていた建物が博物館みたいになっていて、そこに地域の歴史の解説と資料展示がありました。



高山陣屋を出て、古い町並へ。「高山市政記念館」に行ったのですが、もう12時を過ぎていて、流石にお腹すいたなあとお店をまずは探すことにしました。この日は結構な混雑。えーい、ままよー、と、土産物屋さんの2回のレストラン・アイへ。メニューを見ると、飛騨牛の定食があるではないですか。少し高かったですが、こちらには地域共通クーポンがあります。向かうところ敵なしであります。飛騨牛肩ロース150gの焼肉定食と地ビールを強気にオーダーしたのでありました。自分でジュージューと焼くタイプ。いやー、本当に美味しかったー。飛騨牛さすがです。参りましたって感じ。贅沢をさせていただきました。



改めて古い町並を散策。混んでましたね。いろいろなお店があるので、ゆっくり回れば一日過ごせてしまいそうです。日本酒のお店がいくつかあって、有料の試飲もありまして、そういうのを楽しんでまわるというのもいい感じでした。お昼に地ビール、試飲で日本酒、少し酔っ払いながら歩いていましたね。





先程スルーした「高山市政記念館」にも行きました。市で使われていた古いパソコンもあったりして、近現代を振り返る。


あまり普段は食べないのですが、散策の中でお団子も頂いてみました。甘くなく醤油の味で美味しい。私はこういう甘くないタイプの方が好きなのです。


この日は高山で一日を過ごすと決めていました。今度こそ、今度こそ、ゆっくりまったりと、どっかでカフェにでも入ろうかと思っていたのですが、散策しているとどうしてもズンズンと歩みを進めてしまいます。「櫻山八幡宮」へ。




その後、「高山祭屋台会館」を訪れる手もあったのですが、手元のパンフを見ると、北山公園をぐるっと廻る北山遊歩道のコースがあったので、そちらを歩くことにしました。紅葉の時期でしたし、写真を撮りたかったのです。期待通り、紅葉もあってなかなか素敵なコースでした。オススメです。途中で分岐して相応院の方を下りました。


この写真がいいかなあと。月に向かって手をのばす紅葉、みたいな。



紅葉は終わりかけていた感じでしたが、探せばまだまだ紅葉はあったのでした。






しばらく歩いて高山別院へ。



少し歩くと何やら素敵な建物が現れました。「高山市図書館」です。図書館なのになんてモダンな建物なのでしょうか。「煥章館」(かんしょうかん)という名前もついています。もともとあった学校である煥章学校を模して作られたようです。1Fでは学生のみなさんが静かに勉強していました。試験が近いのでしょう。静かに立ち去ることにしました。



続いては近くの「飛騨高山まちの博物館」へ。無料では入れますが、ここはなかなか素晴らしい。特に良かったのは円空仏の展示です。ここでこの数の円空仏に会えるとは思ってもみませんでした。他にも見どころ多数ですので、この博物館は激しくおすすめいたします。


いつの間にやら17時。



駅の方に向かいつつ、夕食のお店をセレクト。一件飛騨牛のいいお店があり、入店したのですが、なんと地域共通クーポン非対応とのこと・・・。なんのこだわりなのでしょうか・・・。残念ながらそこにはいるのは諦める。ちょっと歩くとお寿司屋さんを発見。このあたりでお寿司もなあと思ったのですが、まだ飛騨牛の寿司を食べてないなあとも思って、思い切って入店しました。


「みこと寿司」です。奥にもっとスペースがあったかもしれませんが、カウンター中心のお店。お寿司のセットと、飛騨牛のお寿司と、ビールを注文。飛騨牛のお寿司は美味しかった。とろけました。ここの大将、正直仕事が少し雑。お寿司なのですからもう少し丁寧に握ったほうがいいんじゃないかなあと思ったのですが、この雑さがいい方に影響していて、寿司ネタが分厚いんです。それでいて寿司飯の量は控えめという。トロを頂いたときに感動しました。良くもここまで分厚いネタを出すなあって。いいお店だと思います。丁寧な仕事に期待する方には向かないと思いますが。地酒もオーダー。「山車」の辛口だそうな。冷やでいただきましたが、美味しかったです。





大将と少し話す。高山の方言を使う方で、少々わかりにくかったですが、聞き直したりして会話は成立。気のいい方でした。女将さん?もいい感じ。いいお店だったなあ。オススメします。


帰りしなにコンビニでビールと水を買って、宿に戻る。古そうな宿だったのですが、トイレは設備も新しくきれいで満足満足。お風呂は温泉ではないですが、こちらもきれいで、ゆっくりと浸かることができました。出てビールを飲んで、旅行記(これ)を書く。


そうして夜は更けていったのでした。

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2024正月 那覇旅行2泊3日 3日目です。