2022/10/13

国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2022 第3日目 沖島、そして安土へ

国際芸術祭BIWAKOビエンナーレ2022 第3日目の最終日は沖島会場です。その後で、ビエンナーレ会場ではないですが、安土にも行きました。1日目 近江八幡はこちら。2日目の彦根と鳥居本はこちら





起床。雨降り。ホテルの無料の朝食コーナーへ。無料にしてはそこそこしっかりしていました。サラダ多め、パン少なめにすると。

いつもの英会話レッスンを受け、準備して出発。ホテルに荷物を預けます。あと、このホテルは傘を貸してくれるんですよね。後で荷物を取りに戻るので、傘を借りていくことにしました。が、ホテル出たときには雨がやんでいました。ラッキーでした。

8:30のバスで堀切港まで。30分くらいかかります。堀切港まで乗っていたのは私一人。堀切港のバス停から坂を下って、堀切港に到着。・・・しかし、「おきしま通船」らしき船が見当たりません。大丈夫かいな・・・。と思っていたら、向こうから通船がやってきました。よかったよかった。9:15の便でしたが、沖島からやってくる人が結構いましたね。

通船に乗り込んで出発。私だけでした。スピードは結構速いですね。

10分ほどで「沖島」到着です。こないだ「瀬戸内国際芸術祭」に行ってきましたが、なんか瀬戸内と言われても違いがないくらい。琵琶湖ってバカでかいですねしかし。海ですよ、これはええ。

まずは「O-14 廃船」(小西葵)を観る。向こう岸に渡るために船を持っている家も多いとか。

続いては港近くの「O-12 公園」(芦澤竜一)のオブジェを観る。そこにもふわふわもふもふしたものが置いてありました。こちらも小西葵の作品。

続いて駅そばということで「O-16 沖島漁業組合作業所(2F)」(中田ナオト)に行ったのですが、女性がいました。さっき乗ってきたの私だけだったけどなあ、と思ったのですが、何やらビデオ再生の方法を電話で問い合わせていました。運営の方だったんですね。10時前で、まだ準備中だったので、最後にもう一回来ることにして先に行きました。

沖島のみなさんが使っているのは三輪車です。


「O-13 山神神社」(石川雷太)を目指すものの、なかなか行き当たらなくて、先に「O-15 桟橋」(君平)へ。釣りをしている人が桟橋にいて、ごめんなさい―と言いながら写真を取りました。今度こそ神社を目指す。と、さっきの釣り人が歩いていったので、これは写真を撮るチャンスとばかりに戻ってバシャパシャと。




「O-13 山神神社」(石川雷太)にやっと到着。よく見ると看板が出ています。看板に沿っていけば到着できます。「奥津島神社」を上った先が山神神社。




港に戻る。で、気づいたのですが、港から真っすぐ行けば山神神社にたどり着けるんです。うろちょろせずに、まずは山神神社を目指したほうがわかりやすいと思います。

「O-11 源弥亭」(小西葵)に向かいました。パンフを手に歩いていたからでしょうか、前から来た女性が「あ、ガイドブック差し上げましょうか」と声をかけてくれたのでした。コミュニティセンターみたいなところにいって、パンフをいただく。「O-11 源弥亭」への道を尋ねると、「あー、おばあちゃん2人でやっていますよ」とのこと。少し行くと「O-11 源弥亭」でした。おばあちゃん2人が楽しそうに色々と喋っていました。その喋りを聴きつつ、ふわふわもふもふを観る。

帰りしなおばあちゃんたちに挨拶すると恥ずかしそうに返してくれました。

「厳島神社」まで歩きます。「O-13 島に点在」ということで、石川雷太さんの展示が点在しているのですよね。島の街並み、というか、家並みを観ながらてくてく歩いて、まずは「展望台」へ。赤いメッセージボードが目立ちます。いくつかの問があって、それに答える形。私もいくつか答えてみました。内容は内緒です。ここにもふわふわもふもふがいました。



「小学校校庭」へ。ただ、ここは運営のミスだと思うのですが、赤いメッセージボードに書くためのチョークがない。ということで、ほとんど書き込みはありませんでした。

海沿いをぐんぐん歩きます。って、素で間違えた―。湖沿いでした。琵琶湖沿いを歩きます。琵琶湖の景観が望める場所もいくつかありました。「厳島神社」到着。前を歩いている女性3人グループがいたので、神社より少し先まで歩いてみました。

神社に戻る。

鳥居のところに展示がありましたが、階段登って神社まで。下りて再び鳥居のあたりを写真に撮って、一路港に戻りました。この日は午後は安土に行きたかったのです。子供の頃に城郭にハマって、一番憧れたのが安土城。いつか安土城址には行きたいと思っていたのです。ということで12時の渡船に間に合うべく歩いていきました。

「カフェ 汀の精」へ。こちらにも赤いメッセージボードがあって、チョークもありましたので、いくつか私なりの答えを書き、港まで戻りました。途中にお土産物屋さんがありましたが、誰もいないようだったので、先へ。



港には食事を出してくれるところがあるのですが、誰も居ず。いったん、「O-16 沖島漁業組合作業所(2F)」(中田ナオト)を再訪。ビデオは無事に付いていました。

お店らしきところに戻り、お昼時間ではあったものの、時間がなかったので、アイスと焼酎とせんべいを買おうと奥の方に声をかけると、お店の人が出てきれくれました。「湖島婦貴(ことふき)の会」という団体がやっているお店。後からしらべたところ、ブラックバスを使った揚げ物とかを出してくれるそうです。頼んでもよかったかなー。でも頼んでいたら渡船に乗船できなかったからまあいいや。アイスをいただく。このあたりはさつまいもが採れるんですね。それが焼酎の原料にもなっているという。美味しかったです。

ちょうど天気が良くなりました。でも天気良かったのはこの瞬間だけだったかなあ。

帰りの渡船に乗り、堀切港まで。港には結構な数の人達が乗船を待っていました。混雑を避けるためには、沖島は早めに行くと良いと思います。

バスの時間まで少しあったので、ちょっと歩くとお店がありました。が、配達中とかで不在。バス停まで戻る。さっき買ったせんべいをいただき、さっきのアイスと併せてこれを昼食としました。

バスで近江八幡駅まで帰る。行きのバスの乗務員と同じ方でした。

駅に着いて、ホテルに戻って傘を返して荷物を受け取り、安土へ。が、電車がトラブルで遅れました。JR西日本はちょっとトラブル多い気がするなあ。まあたまたまだったのかもしれませんが。

安土駅到着。観光案内所へ。目指す安土城址には歩いても行けるけど、まあ自転車が早いです、とのこと。雨模様が気になったのですが、レンタルサイクルにしました。あと、この日は安土城入場が15時で終わるので早めに行ったほうがいいとのことでした。

レンタサイクル屋さんで荷物を預かっていただきまして、自転車でGo。暫く行くと安土城址。ついに来てしまいました、安土城。子供の頃、城にハマった時期があって、安土城は憧れだったのです。いつか来たいなあと思っていたのでした。

入り口にショップがあって、入り口あっちですよね、と聞くと、今日は14時に閉まるから急いだほうがいいとのこと。あれれ、15時だったけどなあと思いつつ、急いでいきました。やっぱり15時でした。しどい。急ぎ損。まあいいや。入り口で杖を貸してくれるので、杖を借りつつ、上っていきます。かなり急でした。平山城ですからね。石が滑るので、杖を借りていてよかった。

しかしすごい石垣です。どれだけの大伽藍がここにあったのか、想像をたくましくしつつ先に進みました。


二の丸には信長の墓所がありました。

二の丸から下って、再度上って、本丸、そして天主跡へ。ついに来てしまいました、安土城天主跡。いやー、感動です。ちょうど雨が降ってきてしまいましたが、雨なんて気にすることなく鑑賞いたしました。ここにあの天主があったんだなあ。しみじみ。




天主から下っていって、「摠見寺」へ。3重の塔や門などがあります。焼け残ったらしい。


下っていって、伝羽柴秀吉邸跡を見つつ、先程のショップへ。


奥にビデオを観れてコーヒーを頂けるところがあったので、しばし落ち着く。タオルを持ってきていてよかった。結構な雨でしたからねえ。流れているビデオは安土城再現ビデオでして、登った後に見るとなかなか想像力を掻き立てられてよかったです。

ビデオは3本ありましたが、時間の都合で切り上げて、「県立安土城考古博物館」に行きました。・・・土砂降りでした。びしょびしょになりながらもなんとか到着。

県立安土城考古博物館はなかなかの大規模な博物館。展示もよかった。特別展の銅鐸の展示がまた素晴らしく、最小の銅鐸と最大の銅鐸を一緒に観ることができました。なかなか無いんじゃないですかね。



以下の学びがありました。

・銅鐸は鳴らされていた。しかし大きくなって吊り下げて鳴らすことができなくなり、観られるものに代わった。銅鐸が廃れる頃には何故か地下に埋められた。

・中世において城は戦いのためのものだった。しかし近世になって、城は大名の権威を表す象徴となった。


駅までも土砂降り。安土駅到着。が、レンタサイクルの反対側になります。レンタサイクル側に行く道が見つからなかったので、駅のエレベーターを利用して反対側まで。レンタサイクルを返して、荷物を受け取り、「安土城郭資料館」へ。いやーしかしびちょびちょ。タオルでフキフキ、安土城郭資料館に向かいました。

時間に余裕があったので、安土城郭資料館ではゆっくりと展示を観ることができました。安土城の模型があって、分割されるタイプで、中身が観れるものでした。あとは信長の肖像画の写真がありました。宣教師が書いたもので、最も信長に似ているらしい。こんな顔だったのかな。





あと、信長の鎧の展示があったのですが、ちょうど組み立て途中でした。閉館間際に完成し、写真を撮らせていただきました。

そうそう、展示員の方曰く、「信長の館」は来年3月まで海藻のためにクローズとのこと。安土城の5階と6階が再現されているそうなのです。いつか行ってみたいなあ。

安土駅へ。ジャケットが濡れ濡れだったので、ポケッタブルパーカーに着替える。って、雨なんだからポケッタブルパーカーにして出発すればよかったなあと後悔。

安土から米原へ。米原駅に到着し、ウロウロしましたが、お店が全くありません。。。事前に調べていたレストランに行ってみるものの、ちょうど閉まったところでした。残念。が、西口を歩いていたらスーパーを発見。しかもイートインスペースがありました。スーパーで美味しそうなフィッシュバーガー(ちなみに米原の製造のもの)があり、お茶とともにいただきました。アルコールはNGでした。ビールは後ほど。。。

駅に戻って新幹線口から入る。まだ時間がありました。待合室のところに売店があり、少し物色。その後、ホームに降りて、耐えきれずにさっき買ったビールをグビグビ。戻って、売店でビールと練り物と、お土産のローカルなチューハイをゲット。

新幹線が来て乗り込みます。帰りはひかりのグリーン車。スーパーで買っていた広島産カキフライと練り物とビールを頂きつつ、ブログ記事をしたためました。

っと、名古屋で隣の席に乗客が。グリーン車で隣に乗客が来るのはあまりないですが、混んでいたんですね。慌てて荷物をどけたのでした。

ブログ記事を書いて、東京へ。東京から船橋経由で鎌ケ谷へ帰宅。

いやー、楽しかった―。BIWAKOビエンナーレ、次回また来よう。

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