朝起きて英会話して東京駅に行く。すごい人混み!コロナもいよいよ明けたんですかねえ。
コーヒー買って新幹線内で英会話の復習と単語暗記。雲が多くて微妙ではありましたが、一応富士山を拝むことができたのでした。
京都到着!11時30分ごろ。近いところで食事にしました。「京とんちん亭」で京都の焼きそば。焼きそば久々だったので美味しかった。でも普通の焼きそばな気がしました・・・。地ビールもいただいてしまった。
地下鉄に乗って四条へ。きょうのお宿のヴィアイン京都四条室町に荷物を預けて出発!
って、お宿の前が「京都芸術センター」でして、「京都国際写真祭 - KYOTOGRAPHIE」の会場でした。ここは無料のエリア。・・・と、サテライトイベントKG+の会場にもなっていました。KG+のパンフレットもゲットしたのですが・・・なんかすごい規模ですね。これは回りきれません・・・。KG+を含めて考えたときに、すごい規模の写真イベントなんだなあと改めて思ったのでした。
先にKG+の展示を回る。
後藤友里の作品が印象的。こちらについては後ほど。
小池貴之の写真展はシベリア鉄道がテーマ。戦争前のシベリア鉄道で、ロシアの人たちとのやり取りが文章で記されていました。どうしてこうなってしまったのか、ロシアに渡航できた日々に早く戻れないか、考えさせられる展示でした。
世界報道写真展「レジリエンスー変化を呼び覚ます女性たちの物語」。
京都芸術センターから先に行ったところに、石内都・頭山ゆう紀、山内悠の展示が「誉田屋源兵衛」で開催されていました。
続いては「大西清右衛門美術館」へ。こちらは残念ながら、写真を撮ることがはできませんでした。
そして「インフォメーション町家」へ。インフォメーションだけかと思いきや、いくつか展示がありました。音楽のイベントも同時に行われているんですね。
建物の2Fに松村和彦「心の糸」があります。
認知症の世界を体験できる展示。入り口で15時から写真家による説明があるとのこと。少し時間があったので一回ぐるっと展示を回ったあとに、松村和彦さんの説明を聞くことにしたのでした。松村さんとプロジェクトマネジャーによる説明でした。参加者からも活発な質問があったりして、非常に参考になりました。
特に印象に残ったのは、とある方の事例で、配偶者が認知症になり、いわゆる夫のことを夫と認識できず、「お父さん」と呼びかけたそうなのです。それで「心の糸が切れた」とのこと。しかしその後「父親を演じる」ことで「心の糸を結び直しました」。心と心を結ぶ糸は切れることがある、けれども結び直すことができる。展示においても、心の糸をつなぐような、結び直すような展示になっていました。実際に糸が展示スペースをつたっているのです。しかも途中で切れて結び直されている。
前日に被写体の方が展示を観たそうで、その時の話になって、感極まってしゃべれなくなっていらっしゃったのをよく覚えております。写真家と被写体という関係性のボーダーを超えて作品作りしていたのではないか、と思ったりもしました。ちなみに今回の京都国際写真祭 - KYOTOGRAPHIEのテーマはBORDERなのです。
作家、写真家とともに展示をめぐるのは良い経験でありました。
ここを出たら雨が降っていました。そうそう、他の展示スペースを巡ろうとしたのですが、松村和彦さんが他でもお話されるということだったので、そちらに行きました。
写真集がたくさん販売されていました。その先でトークイベント「写真展示と写真集制作の違い 社会を深く理解するための写真の発表形式は何か」が開催されました。参加者は先程の松村和彦さんと、写真家の後藤友里さんと、キュレーターの後藤由美さん。松村さんと後藤さんはそれぞれ自作の説明をされていたのですが・・・さっき見た後藤友里さんの作品で、なんと、ものすごい見過ごしがあったのです。地面にも作品があったのです。いやー、気づきませんでした。ショックでした。あまりにショックだったので、トークイベント終了後に、後藤さんに話しかけてしまいました。曰く、今は展示会の計画を練るときに、VRとかを使って、鑑賞者目線でチェックすることもあるそうなのですが、今回それはしなくて、私のように地面の展示に気づかない人もいるのだとか。しかし反省するべきは自身の感受性の愚かさですね。反省反省。さっき載せた写真にはしっかりと地面の写真も見えています。写真撮っといて良かった。以下に再掲。
後藤さんの作品は自身がマッチングアプリを経験し、それを作品化したような作品。フィクションとノンフィクションのボーダーを超えているような感じがしました。
ホテルに戻ってチェックイン。食事にでかけます。複数の店舗でNG。うーん、まあGWの土曜日だからねえ。道を歩いていると、透明な傘にメニューを隠されたお店を発見。店の前に行きましたが、準備中の表示。残念・・・と思いきや、お店の人が出てきて、準備中の札を切り替えてくれました。営業中にするのを忘れていたらしい。いいのかw。
このお店「風屋杉原」は大成功でした。おばんざいが美味しかった!お酒もこだわりの逸品。「近江龍門」の純米生原酒。満足満足。
その後は少し周囲を歩く。「月鉾保存会」があって、練習していたので、その演奏が流れていました。こういうのが京都ですよねえ。せっかくなのでもっと食べてやろうかとも思ったのですが、ここぞというお店は空いておらず。結局コンビニで地ビールをゲットしホテルで飲みつつブログを書いて、夜が更けていったのでした。
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