2023年お盆は青森へ 第3日目です。奥入瀬渓流から、十和田市現代美術館を経て、秘湯 谷地温泉でまったりしたのでした。
5時に起床。お風呂に行って髭を剃ってしばらく湯船に浸かる。
英会話の予習をして、食事は一番早い6時から。前日のレベルまではいきませんでしたが、地のものを出してくれて満足満足。この唐揚げみたいのは、前日もいただいた「いがめんち」です。イガゲソをたたいて、野菜などと一緒に小麦粉を混ぜて揚げたもの。たくさん取ってしまいました。美味しかったです。
部屋に戻って支度整えてから英会話。英会話終わって出発です。
この日からレンタカーとなります。駅の反対側のトヨタレンタカーに行って、車を借りる。実は、ETCカードを持ってき忘れてしまったのです。高速は使わないかもしれませんが、ETCカードは欲しいところ。ETCカードを330円で貸してくれるサービスがあったので、追加でお願いしてみました。
車はトヨタのルーミー(ROOMY)でした。ヤリスが良かったけどなあ、と思いましたが、580キロくらいしか走っていないほぼ新車でした。また、この車は車内が広々。前もガラスが大きくて広々としています。非常に運転しやすい車でした。さすがはトヨタだなあ。
まずは「奥入瀬渓流」へ。弘前では晴れ間が覗いていたのですが、山の中にいくにつれて雨が降ってきました。残念といえば残念ですが、雨だからこそ見える景色というのもあります。たとえばこれ!トイレに立ち寄っただけだったのですが、みるみると虹が浮かび上がりました。やったー。
弘前から奥入瀬渓流までは二車線の道のりです。ドライブを楽しめました。奥入瀬渓流が近づいてきたのですが、結構な土砂降り。道に雨水が水溜りになっているレベルです。ちょっとドキドキしながらも、「石ケ戸」に到着。ここはあまり駐車スペースがないので、賭けではありましたが、無事に車を停めることができました。
トイレに行った後に、雨降っていたし、ウインドブレーカーを着て、出発。今にして思えばショルダーバッグは不要でした。持っていきつつ、見事に水を忘れるという・・・。雨の時は荷物は最小限にした方がストレスないっすね。持っていったがために、ショルダーバッグをびしょびしょにしてしまったのでした。
防水のハイキングシューズを履いていたので、土砂降りの中、なんとか歩いていくことができました。晴れてたらレンタサイクルを考えていたのでした。この点は残念。でも、まあ雨の中歩くというのもオツなものであります。
「阿修羅の流れ」。雨のせいで流れがとんでもない勢いになっていました。阿修羅もびっくりだと思います。
「飛金の流れ」という、ガイドブックには紹介されていなかったところに辿り着き、ここでギブアップ。戻ることにしました。1時間ほど歩いたでしょうかね。そもそもですが、奥入瀬渓流は、見どころの周りに車を停めるスペースが少しあるのです。この日は雨でしたし、あまり観光客もいなかった。そういう日は車で滝とかを巡るのがいいと思います。
ひたすら戻る戻る。
たぶん「千筋の滝」じゃないかなあ。
戻る戻る。
「石ケ戸」へ。ちょっと早かったですが、ここの休憩所でお昼にしました。選んだのは人気No.1のシールが貼ってあった「味噌カレー牛乳ラーメン」。オーダーして受け取る。お店の方が言うに、隣の屋根付きの休憩所を使っていいとのこと。雨でしたからね、助かりました。ラーメンにラップをしてくれました。持っていくときにスープがこぼれちゃいますからね。
このラーメン、なかなかに美味しかったです。麺もたっぷり。オススメです。
食後は車に戻って、十和田湖まで。途中で滝を見る。「雲井の滝」。
「銚子大滝」は、駐車に失敗して、結局また戻ってくるんだからそのときに見よう、と思って、駐車を諦める。
十和田湖に出ました。車を停めて、売店に行くと、美味しそうな「きりたんぽ」の文字が・・・。いただくことにしました。美味しかったです。お手洗いも借りると。
残念ながら、十和田湖の景観は拝めませんでした。まあ、こういう湖もいいじゃないですか。
続いての目的地は「十和田市現代美術館」です。同じルートを一旦戻ります。
こんどこそ、「銚子大滝」。
車を走らせる。土砂降りですからね。なかなかにドキドキするドライブでした。
途中で道の駅「奥入瀬ろまんパーク」に寄る。
なにやらりんごのお菓子のお店がありましたが、行列ができていたのでスルー。出店が出ていました。ここで、「バラ焼きまん」をいただく。この辺りのソウルフードの一つは「バラ焼き」です。牛バラ肉のご当地グルメ。それをおまんじゅうにしていました。このお店でしか売ってないそう。美味しゅうございました。
物産館でお酒とりんごをゲット。レンタカーですので、いろいろ買っても荷物にならないのがいいです。新幹線にどう持ち込んで、その後どう持って帰るかは、後で考えることにしました(おい)。ちなみに、この時期にりんごが売っているのに驚いたのですが、「恋空」という品種でした。後で調べたのですが、8月に成熟する早生種だそうです。旬のりんごを手に入れることができたというわけです。家に帰って食べましたが、甘くて美味しかったです。
しばらく行って、「十和田市現代美術館」へ。いやー、ここも一度来てみたかったスポット。来れて良かったー。
規模の大きい展示が建物内に繰り広げられています。有名現代アーティストによるもの。
企画展は「劉建華(リュウ・ジェンホァ) 中空を注ぐ」。
ミュージアムショップの品揃えはいまいち。が、カフェがあって、そこにアップルパイを発見。「福田菓子舗」のアップルパイです。青森はアップルパイが有名なのにいまだに食べていませんでした。ここでいただくことにしました。うまうま。しかし、アップルパイは形がすぐに崩れますよねえ。だれかいい食べ方を教えてください。
美術館外の周辺のアートも楽しむ。
少し離れたところにアート集団「me」のアートもありました。アート展示スペースになっています。
近くにコンビニがあったので、宿に帰ってからのビールと水を補充。
駐車場に戻って出発。レンタカーのカーナビにBluetooth接続して、音楽を流せるようにしました。なんか上手くFMラジオが入らなくなっちゃったんですよね。坂本真綾の曲と共に宿に向かうことにしました。
雨の中のドライブ。街中はよかったんですが、山の中はスリリング。土砂降りになりましたし、霧の中車を走らすことになりました。もうカーナビだけが頼りです。緊張して運転していって、ついに宿に到着。
この日の宿は「三秘湯 谷地温泉」です。秘湯感あふれる建物でした。なんと!ケータイの電波が通じません・・・。やばいなーと思ったら、Wifiのアクセスポイントとパスワードをくれました。よかったよかった。でも、ケータイ電波が届かないって、秘湯感溢れていますよね。
到着してすぐにお風呂へ。上の湯と下の湯があって、温度の低い下の湯に馴染んでから上の湯に入るのがおすすめとのことで、やってみました。あと、打たせ湯もありました。だいぶ力の弱い打たせ湯ではありましたが。写真は撮れませんでしたが、秘湯な感じの作りで、非常によかったです。
お風呂に入って、奥入瀬の地ビールを頂きつつ、食事の時間となりました。
食堂での食事です。岩魚のフルコース!お刺身、焼き、フライ、天ぷらと岩魚だらけでした。極め付けは岩魚の骨酒。見事でした。いずれも美味しかった。岩魚の骨酒は熱燗を継ぎ足してもらいました。満足満足。
食後の多幸感といったらありませんでした・・・。
食後はお風呂へ。男女のお風呂が入れ替わるので、別のお風呂を楽しめる時間だったのです。
この宿はかつて瀬戸内寂聴さんが逗留されていて、源氏物語の一部を執筆されたそうです。お宿の中を少し歩いてみたりもしました。
お風呂に入って、部屋に戻って、ブログを書いて過ごす。三度お風呂に入ったりして、夜は更けていったのでした。
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