3日目は「青瓦台」「景福宮」「宗廟」、そして夕方と夜の屋台街へ行ってきました。
6:20に起床。身支度を整えて、予習をした上で7:00からの英会話。昨日と同じ感じで7:50頃にホテルを出発したのでした。
この日の最初の目的地「青瓦台」へ。駅のホームに自販機があって、T-moneyカードで払えるかと思ったのですが、上手く行きませんでした。なんでだろう。諦めて、目的地に行こうと、地下鉄駅を出たら、空腹感に襲われました。お店あるかなあと思ったら、ちょうどお店がありました。明らかにローカルな感じのお店。英語表記もなかったので、Google翻訳で確認し、冷麺があるっていうのを抑えた上で、指差しオーダー。冷麺をいただく。ハサミが付いてきます。麺を切る用でしょうか。でも麺は柔らかくて切れず。少しずつ取って、いただくことにしました。冷たくて夏にはいいなあ。メニューとだいぶ装いが違いましたが、美味しかったです。でも、これで10,000ウォンはちょい高めかな。
歩いて青瓦台に向かいます。ウォーキングのイベントをやっていました。
パネルがあって、翻訳すると入口に行けと書いてありました。矢印の方向へ。門の前に人が並んでいて、係の人が仕切っていので、チケットの買い方を聞いたら、ピンクの建物に行けと言います。確かにチケット売り場的な建物があったんでした。さっきの係の人曰く、パスポートが必要ってことだったので、出していたのですが、前の欧米人女性二人組がチケットをもらわずに引き返していました。あれれ。受付の人に聞いたところ、まずは並べとのことでした。9時スタートですからね。まだチケット発行時間ではなかったのでした。並んで待つ。9時になり、パスポートを見せると、腕につけるタイプの紙のチケットを渡されました。
いざ入らん。
青瓦台は見どころたくさんです。それにしても、青瓦台に入れる日が来るとは思っていなかったので、ちょっと興奮して見学して行きました。
ちょっとしたハイキングコースみたいなところもありました。
2時間くらい見学。大満足のスポットでした。惜しむらくは、隣接する施設のお土産屋さんが閉じられていたことです。青瓦台グッズなんてあったら、たくさん買っていたというのに。
駅に戻ります。少し早いですが、お昼にしました。選んだお店はこちら。コムタンが美味しそうだったのと、空いていたので。
席に案内されて、ハングルの小さなメニューを見ていたら、日本語記載のあるメニューを持ってきてくれました。選んだのは、特コムタン。大きめの牛肉の入ったコムタンでした。美味しゅうございました。
店を出て、12時近くになり、交代式があるかもなあと、「景福宮」に向かいます。光化門のところに兵士らしき人が4人くらいいて、写真を撮られていました。一緒に撮ることもできたようです。
景福宮はとにかくバカでかい!!!見どころ多すぎ!!!
アートなイベントまでやっていました。いやー本当に楽しめるスポットです。
しかし、ここは秀吉の朝鮮出兵や、日本の占領により、数多くの建物が破壊されてしまったところでもあります。そういう歴史を意識しつつ、世界でまたそういうことが起きないように、声を上げないとなあと思いました。
博物館に寄って、売店をのぞいた後に、地下鉄へ。
「宗廟」に行きます。15:40の日本語ガイドのコースに参加したかったのです。行く前に、念のためガイドブックをチェック。一駅先の安国駅から行くと思いきや、二駅先の「鐘路3街駅」から行けとのことでした。危ない危ない。電車を待つ間に初自販機。現金1,000ウォンでジュースを購入。飲む時間は無く、バッグに入れて地下鉄に乗る。
鐘路3街駅で降りて、ジュースで一息。自動販売機で買ったのですが、あまり冷たくありませんでした。こんなもんなのかな。
宗廟に向かいます。この辺りはジュエリーや金製品のエリアのようです。たくさんそういったお店がありました。キラキラしたエリアでした。
宗廟に到着。壁をくり抜いたようなところにチケット売り場があります。15:40の日本語ツアーに申し込む。もらったチケットを見てもツアーの記載はありません。大丈夫かなあと思いつつ、少し時間があったので周囲をウロウロ。戻って中に入る。少し待つと、日本語でツアー開始の案内がありました。
ツアー参加者は私のほか、女性3人グループの計4人。ガイドブックの情報から更新されていて、土日はフリーで見ることができるらしく、ツアー参加は必須ではないとのことでした。日曜日はツアー参加必須かと思っていたのですが、別に参加しなくてもよかったらしい。でも参加してよかったです。いろいろと教えていただきました。以下の通り。お話をメモったのですが、違ったらすいません。
・残念ながら「正殿」は修復中でした。ガイドさんからまずその説明がありました。
・正殿に続く石畳があって、3つに分かれています。真ん中は神様、右は王様、左は皇太子の通り道です。
・入り口に香木が植えられています。
・死者を弔う儀式の前に7日間沐浴します。儀式前3日間は亡くなった王様のことを考えるとのこと。儀式前日に宗廟に入り、沐浴して礼服に着替えます。正殿へ移動します。
・正殿へは東門から入ります。というのも、正面の南門は神様の通り道だからです。
・供物を作る施設もあります。甘酒、濁酒、清酒を供えます。国王が甘酒、皇太子が濁酒、家来が清酒を供えます。出来上がる最初のものから供えるそうです。
・今は、親族会を中心にして、春と秋に儀式をしているそうです。
・位牌は栗の木で。穴が空いていて、真ん中で穴が繋がっているとのこと。魂の入り口となっています。位牌は西から。西が上座らしい。
・正殿には、王様19名、王妃30名が祀られています。19室もあるので、祀られている初代から儀式を行なって行って、朝までに終わらなかったこともあるとか。今は効率よく各室同時にやるとのこと。実施日も事前に決めているそうです。
・朝鮮王朝を作った後で、創始者の曾祖父、祖父、父を王にし、祀ったらしい。初代だけずっと祀られて、古い王様は交換される仕組みなんだとか。でも、後代でも残すべき王様がいれば残されました。基本は4世代で交換。とはいえ、王様をじゃけんにもできないので、隣に建物建てて、そっちに移したとのこと。それが「永寧殿」です。
・もともと正殿は小さかった。7間の建物でしたが、増築しました。4間増やして、その後、秀吉により燃えてしまって、再建されました。さらに4間、後にさらに4間、100年ごとに増築されたそうです。それに伴って、正門を移動したり、付随の建物も建て直したとのこと。
・朝鮮王朝は儒教です。その前の王朝が仏教だったので、仏教を排して儒教にしました。儒教で位牌を神主と言います。
・永寧殿は、正殿と違い19室。中心だけ屋根が高いのです。中心の4間だけで創建されたから。増築時に低い建物にしました。朝鮮王朝の王様は27人。うち10代と15代は追放されました。他方で王様に昇格した人もいて、祀られている王様はトータルで27人よりも多くなっています。
・最後の室は空室でした。空いたままでもいい、という議論もあったそうですが、最後の皇太子を祀ったとのこと。その方は日本に渡って日本人と結婚しました。終戦後、韓国に帰ってきて一般人として過ごしたそうです。
・宗廟は世界遺産、世界文化遺産となリマした。平日はツアーのみで、ツアーが終わったら出口まで誘導されて出ないといけないらしい。この日のガイドは一番奥で終わって、あとは自由行動でした。
・屋根にあるのは龍の頭。下の方はいろいろな動物が混じっている。建物が多いと数が増えるそうです。この辺り、朝鮮王朝は仏教を排斥して儒教にしたのですが、仏教由来のものを使ったりしているそうです。まあ作る人は変わらないから、だそうな。
勉強になりました。
ガイドツアー中に黒いリス?にも出会いました。
宗廟を出て、駅とは反対方向を歩く。少し行くとショッピングモールみたいなところに出ました。滞在しているホテルそばの駅近辺でした。「クァンジャン(広蔵)市場」です。入って、お手洗いに行って、しばし歩くとすごく盛り上がってきました。屋台の盛り上がりです。
座るタイプの屋台は初体験。このお店はメニューに日本語が書いてあるので、それ見て指差せばオッケー。品物が届き終わったら現金を渡します。
やっと出会えました。チヂミ!海鮮チヂミにしました。油で揚げてあって、カリカリでした。美味しかった〜。ボリュームも満点。前にいた女性2人が食べ残していたくらいにボリュームがありました。一緒にいただいたクリアーなマッコリも美味しかったです。甘めの日本酒なイメージです。チヂミはそのままで提供されます。また、付け合わせとして、玉ねぎを醤油っぽいのにつけたものが提供されます。お酒頼んだ場合のみかもしれませんが。チヂミに塩っけが足りない場合は、この醤油っぽいのを振りかけるとちょうど良いと思います。私はそうしました。
しばらくウロウロ。そうか、ここは初日に行ったエリアだったんですね。来た覚えがありました。コンビニを見つけ、ビールを買い、外でビール飲みつつ、次のエリアを考える。なんとなく、「梨泰院」に行くことにしました。
梨泰院。また屋台に行くだろうな、と思ったので、WOWPASSでウォンを引き出す。手数料無駄したなあ。まあいいか。
街の雰囲気が違いますね。トルコ料理の店が目につきます。ケバブの店が多かったなあ。外国人が多いようにも感じました。ガイドブックにあった、皮革製品の店は見当たらずに残念。
街歩きを楽しむ。梨泰院で昨年起きた事件の現場にも行ってきました。ハミルトンホテル脇です。なんのことはない路地で、あんな悲劇が起こるとは。私以外にも何人も訪れ、壁に貼ってあるポストイットを見たりしていました。あの悲劇は忘れられてはいませんでした。
続いては「新村駅」へ。少し歩いて、スーパーとアパレルショップをウロウロ。
ホテル側の駅、鐘路5街に戻ります。チヂミ食べて3時間ぐらい経っていて、散々歩いたし、また屋台楽しめると思いきや、お腹が空いてこない!あのチヂミの量はすごかったからなあ。でもまあ屋台に戻ります。
早く店じまいする屋台もありますね。私が再訪したのは20:30頃でしたが、さっき行ったチヂミのお店とかはもう店じまいしていました。夕方がメインの時間帯ということでしょうか。
ぐるっと回って、いい感じの店主で、日本語メニューもあったお店に座る。チャプチェとマッコリをオーダー。もう一品いけると思ったので、もち米入り豚の腸詰もオーダー。腸詰のスンデは気になっていました。これはうまい。ちょっと癖はありますけどね。マッコリとよく合いました。
食後、あたりをウロウロ。ソフトクリームのお店とかは閉まっていました。うーん、残念。なんかすごい行列のお店があったんですよね。スイーツを出しているお店でした。まあ、食べすぎていて、スイーツを受け付けない体になっていたので、スルー。
近くのコンビニでマッコリを買う。マッコリの種類を変えたかったのでした。ホテル側のコンビニでコーンスナックとお酒を買って、ホテルに戻り、シャワーを浴びて、あとは酒盛りです。
このマッコリは美味しかったなー。今までで一番美味しかったかも。心理学的にいう、親近効果が働いていると思いますが、美味しかったです。
ブログ記事を書いたりして、飲みまくって夜が更けていきました。
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