3日目。この日はミーソン遺跡とホイアンを訪れたのでした。2024/7/30です。
6時に起床。身支度を整えて、朝食会場へ。
6時半少し前に行きましたが、この日は開場していました。が、一部は準備不足。まあ仕方ありません。フォーも5分待ちとなりました。昨日食べなかった生春巻きをいただく。うまいなあ。
食後にコーヒーをいただこうとするも、コーヒーマシンがまだ稼働していませんでした。聞くとあっちに行けという。ベトナムコーヒーのコーナーがあったのでした。知りませんでした。前日の経験を活かし、氷たっぷり入れたグラスにコンデンスミルク入りのコーヒーを注ぎます。甘くて美味しい。が、甘すぎるかなー。ブラックコーヒーにして砂糖を入れるスタイルが私には良さそうです。
部屋に戻って、歯を磨いて、身支度整えて、10分前の7:35に行くと、もうクルマが来ていました。フォードのなかなか良いクルマ。私が1番目だったようで、名前と行き先を確認して出発です。
次のホテルの前に到着。男性ガイドさんと一緒に1家族が乗り込んできました。日本人のようです。早速ガソリンスタンドへ。運転席の脇に給油口があるのは新鮮でした。
ホテル3箇所目。3人家族。
ホテル4箇所目。女性2組。
ガイドさんより、日程の説明がありました。その後にトーク。ベトナムでは、フォーンを鳴らして走るのが普通だとのこと。怒ってるんじゃないそうです。バイクはミラーを絶対見ない、後ろを見ないので、教えてあげる必要があるそうです。短く一回鳴らすと「行くよ」、それに合わせて2回鳴らすと「こっちも行くよ」、長押しは「急いでいるのサイン」、だとか。ほんまかいな。
ウトウトして、ホテルから1時間半程度で到着。トイレに行って、チケット購入。ガイドさんから水をいただきました。ホテルから2本、水を持ってきていたので、これで3本。少し重たくなりましたが、まぁ水は何本あってもいいですからね。この湿気と暑さといったらないですからねえ。東京よりも温度は低いのですが、湿度が高いので暑いです。
少し歩いてからカートに乗ります。カートはなかなかにスピーディで楽しかった。
カートから降りて、ガイドさんから、ミーソンとチャンパ王朝の説明がありました。ベトナム民族とは別の民族ということでした。地形を活かして防御に役立てていたんだとか。ベトナム人によって長らく放置されていたそうですが、フランス人に発見されていろいろ発掘されたとのこと。70ほどの建物があったそうですが、ベトナム戦争の爆撃で今は10程度になっているそうです。爆撃の跡も残っています。
ミーソン遺跡はいくつかのグループ(エリア)に分かれています。メインエリアであるBCDグループに行く。良い眺めのところで写真を撮る。ガイドさんが写真を撮ろうかと言ってくださったのですが、お断り。自分が入る写真は好きではないのでした。
ガイドツアーです。説明してもらいながらBCDグループを回ります。
建物の大半は残念ながらベトナム戦争で破壊されてしまいました。28メートルほどの高さの建物もあったそうです。現在、ベトナムのみならず各国の協力によって復旧作業が進められているそうです。
爆撃の跡がありました。周りの建物も壊れてしまったようです。基本的には煉瓦造りの建物なのですが、石造りの建物があったようです。跡が残っています。柱も倒れてはいますが残っていて、ヨーロッパ的でした。そもそもこの辺りに石はなく、どこからか石を持ってきて、ヨーロッパの影響を受けて作られたということになります。非常に興味深い。
ヒンズー教には3つの神様がいるそうです。カンボジアなどの気候が恵まれた遠路ではヴィシュヌ神を崇拝しているそうです。維持してくれる神様だから。恵まれていないところはシヴァ神だそうです。破壊する神様だからだそうです。
建物内でレンガの違いも説明がありました。元々のレンガは間を埋める石膏のようなものは使われていません。レンガを擦り合わせてずれないようにしたとか、特殊な接着剤のようなものを使ったとかの説があるようですが、わかりません、とのこと。
自由時間になりました。10時半からショーが始まるということでしたが、ショーは無視して建物を回ることにしました。エリアがいくつかに分かれているのですが、結果、近辺のエリアを全てを回りました。遠くからはショーの音楽の音が流れてきていましたが、まぁ無視と言うことで。
Group A。Group G。Group E,F。
Group Aに見落としがあったのと、Group A'に行っていなかったので戻る。Group A'は単なる盛り土に見えました。これでいいのかなあ。
建物を見終わって集合場所に戻ります。売店があって少し見たのですが、結局タイガービールにしました。いやー暑いですからね。ビールはおいしい。
帰りは入り口のところに各自で行けということでした。なので1つ見過ごしていたGroup Hを回る。
帰りもカートに乗って戻る。入り口でトイレに行って、売店に寄って、ガイドさんを待つ。ガイドさんが戻ってきて、出発です。
とあるお家にホームステイしてお昼を食べるとのこと。40分くらいでしたかね。うとうとしていたら、とあるお家に到着。ツアー客用のお店のようでした。ここでランチ。極めてシンプルな料理でしたが、これぞベトナム料理でしょうか。パパイヤのスープが特に美味しかったです。パパイヤの甘さと、多分きのこのエキスが出ていて良かった。
再びクルマに乗り、船の乗り場へ。しかし、乗るのが少し大変。危なかったですね。下の左側の板から埠頭?に渡りました。この金網の部分は開かないんです。
とはいえ、船は良かったー。景色が良かった。ホイアンを船から眺めることができたのは、非常に良い経験だったと思います。
ホイアンに到着。・・・が、この船、船着場ではないところに強引に停まりました。いいんかいなそれで。よく言えばすごい操船技術でありましたが。
ここでガイドさんと、ホイアンに滞在しない人たちとお別れ。私ともう一人だけが滞在でした。ガイドさんから、川沿いに歩いて右に行けと言われたので、橋のところで右に曲がる。外国人女性がいきなりバイクと衝突しそうなシーンに出逢いました。危ない危ない。
地球の歩き方を読んで、一番近いところで、ホイアンのチケットを購入。5箇所に回れます。3日間有効なものだそうです。日本人向けの日本語のパンフをくれるとともに、おすすめの場所を教えてもらいました。
歩いていきます。「観音寺」「関帝廟」は係の人がおらず、するすると見学できてしまいました。まあ係の人がいなかったのですから、仕方ありません.
「福建会館」。ここはなかなかの規模の大きさでした。建物も美しくお勧めです。壁画の修復がされていました。
「中華会館」。奥行きがあまりありそうでなかったので、スルーすることにしました。
「貿易陶磁博物館」。こちらも外からだけ見てスルー。
「クアンタンの家」。こちらには入りました。中に女性がいて何かを作っていました。地球の歩き方をカバンにさしていたら、その本をを出せといいます。自分が写ってると言うんです。確かに顔は写ってなかったのですが、女性がワンタンを作る写真がありました。これだそうです。なるほど確かに。
お昼はすでに食べていましたが、ホワイトローズというワンタンはホイアンの名物なので、せっかくなので、ビールと一緒にいただくことにしました。日本人はよく来るので安心しろと言うふうに言われました。美味しゅうございました。地球の歩き方に出ている方に会えるなんて。こういう出会いは本当にいいですねえ。
「廣肇会館」。可愛らしい龍が印象的でした。建物の奥に庭もあって、そこにも龍のオブジェがありました。なかなか楽しめるところでした。
「日本橋」の手前のお店に入る。日本語で接客いただきました。特に買いませんでしたが、すいません。
改めて「日本橋」へ。ガイドブックには工事中と言う記載があったので、心配していましたが、問題なく観光できたのでした。
ここから先はショッピングエリアでいろいろなお店がありますが、すごいお店を発見してしまいました。昔のプロパガンダポスターを売っているんです。1回見てこれはぜひ買わなければならないと思いつつも、一旦通りを見見終わってから戻ってくることにしました。通りを端っこまで行って、日本の朱印船の展示を見て、先程のお店に戻ってきました。
じっくりと選んでポスター3枚を厳選しました。パイプ上の入れ物にポスターをくるくると巻いて入れてくれます。また、このパイプが、なんというか、このプロパガンダポスターに合っているではありませんか。いやー、非常に良いお土産となりました。
他にお土産はマグネットとコースターです。マグネットはポスター屋さんそばのお店で、コースターはこの辺りに何店か出ていたお店で購入。陶器のコースターだったので、割合しないかなと心配でしたが、ケースに入れくれて、かつプチプチで包んでくれたので、多分割れずに持ち帰ることができるでしょう。
「ホイアン博物館」が17時までだったので行くことにしました。土産物屋さんが並んでいるエリアから少し歩きます。途中でやや道を間違えましたが、何とか到着。
ホイアンの歴史の展示があります。しかしここはクーラーが効いておらず、かつ扇風機もありませんでした。非常に蒸し暑い。なかなか展示にも集中できませんでした。本当に蒸し暑かったなぁ。
戻って「ホイアン市場」へ。入ってすぐのところは食べ物屋さんのコーナーのようでした。まだ時間が早かったからか、ほとんどの店がやっていませんでした。こういうところで食べるのもいいかもしれませんね。
市場を出る。川沿いのところは生鮮食料品やらが並んでいました。その先に行って、ちょっとおしゃれなお店「ハート」を発見、少数民族の衣装か何かのアップサイクルのお店でした。なかなか良さそうなお店ではありましたが、特に買うものが見当たらずにウインドウショッピングに留めたのでした。
夕食には早かったですが、混む前にと、地球の歩き方にも出てくる「カオ・ラウ・バーレー」へ。実はホイアン博物館からの戻り道で一回通っていたのでした。そこに戻る。昨日教えてもらったカオ・ラウとビールをオーダー。カオ・ラウは、汁なしの短いうどん。もやしと野菜と肉たっぷり。これは美味しかったなあ。しかも安い。たった40,000ドン。オススメありがとう。
食後は、川のほうに歩いて行きます。夕暮れが近づいてきてランタンがきれいに光るようになる時間帯になってきました。お店を冷やかしながら歩いて行って、橋を渡り、「ホイアン・ナイトマーケット」に到着。お土産物屋さんやアイスやジュースを売る店が並んでいました。奥の方には魚介類も売っていましたが、基本はお土産屋ですかね。その周囲にはバーやレストランが並んでいます。ホイアンは私の見たところですが、欧米人の方が多く泊まっているように向けられました。バーとかで皆さんくつろいでいらっしゃいましたね。
ナイトマーケットをウロウロしてだいぶ夜が更けてきました。川のランタンが非常に美しかったです。
何かアイスクリームでも買おうかな、何か飲もうかなと思って歩いたのですが、めぼしいものが見当たらず、結局橋を渡って、のんびりと他のお店を冷ややかしながら、ホテルに帰るクルマの集合場所まで歩いて行きました。
するとほんとに偶然たまたまなのですが、昨日お店の女性が教えてくれたドリンクのお店にたどり着いたんです。日中うろうろしてるときに見つけていたのですが、その時は買わず、いま夜になって、この喉の渇いているときにほんとにちょうどそのお店に到着したのはラッキーでした。
行列のできる人気店ですが、たまたま行列が途絶えたときに行って1杯オーダー。18,000ドンと言う格安価格でした。しかも小額紙幣を片付けることができてラッキー。これはズバリ、ピーチジュースですかね。氷を溶かして飲んでいくタイプで、結構初めのうちは味が濃かったです。だんだん氷が溶けるちょうど良くなっていきいきました。
待ち合わせ場所のハイランズコーヒーに到着。まだ時間があったので、周りのお店を冷やかして歩きました。
ベトナムコーヒーのアウトレットの店があったんですよね。ただあまりお安くはなかったんです。インスタントコーヒーでも買おうかと思ったんですけど、インスタントコーヒーが75ミリリットルで溶かすタイプ。75ミリリットルってちょっと少ないかなぁと思って、買うのを躊躇してしまいました。
カフェの前に戻って車を待つ。するととあるお兄さんが話しかけてきました。先ほどiPhoneに送られてきたナンバーを見せると、それだと言います。待ち合わせ場所の係の人のようでした。スマホで日本語の「ちょっと待ってください」と書いてあるのを見せてもらいました。混んでるんですかね。
おにーさん、周りの人混みや対岸から乗る人を見事に捕まえ出し、みんなこっちへ、と前の駐車場に連れていきました。そこにクルマはありました。そういうシステムでしたか。混んでいるわけではなかったのね。
クルマに乗り込む。なんとなく行きと同じ乗り位置にしてみました。運転手の真後ろです。駐車場から出る時、他のクルマにぶつかるのではないかというギリギリのギリギリを攻める運転手さんでした。道中もヒヤヒヤ。途中でホテルにより、次のホテルに向かっている時、横っ腹をバイクにぶつけられそうになっていましたからね。思わず声を上げてしまいました。
ともあれ、ヒルトンにつけていただき、無事にホテルに戻る。
さて、夕食は17時半ごろでした。しかもそんなに量が多くなかったんです。もう少し食べようかなあと思いました。ルームサービスで春巻きも良かったのですが、また昨日のように電話繋がらないかもなあと思って、ホテルの周りを検索していたら、バインミーの出店が引っかかりました。確かに出ていました。昨日、一昨日も少し気になっていました。Googleでは評判がすごい良かったこともあり、本場のバインミーを食べることにしました。
行くと爽やかに接客してくれました。全部入りで30,000ドン。ビーフのも勧められましたが、まあ初めてですからね、全部入りをオーダー。飲み物を勧められましたが、遠慮しました。具を挟んで、卵は焼いてくれたのを挟んで、それをオーブンで焼きます。熱々が提供されました。席もあったので、ここで食べるのもいいのかもしれません。
いつものコンビニでビールを補充。ホテルに戻る。バインミーをいただきましたが、美味しかったー。これはシンガポールで食べたものを遥かに凌駕するものでした。フランスパンの硬さとかがちょうどいいんですよー。焼いてくれたのが効いているのかもなあ。満足満足。ビールにも合いました。
お風呂に入って、ビールを飲んだくれて、夜は更けていきました。
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