第5日目。フエ観光です。2024/8/1のこと。
6時に起床。6時半少し前に朝食会場へ。一口のお粥と、昨日の夜がステーキだったので、野菜を食べねばとサラダ。そしてチキンフォー。フォーを注文して出来上がるのを待っていたら、フォーのサンプルを持ち去ろうとしている人がいました。注文するんですよーとアドバイス。良いことをしました。フォーは辛味噌みたいのを入れて辛くしてみました。味変でいい感じ。ベトナムコーヒーはブラックを注いで、気持ちコンデンスミルク入りを入れると。これで苦さが少し和らぎつつ、それほど甘くもなくいい感じに仕上がりました。明日もこれだな。
部屋に戻る。と、途中で父親から電話がかかってきました。なんだなんだ。どうも、家で育てたフルーツを送ったそうなのですが、不在の連絡があったとのことです。旅行に出ていることを言っていませんでした。ごめんなさいする。
身支度を整える。この日はフエ観光です。
待っているとクルマが到着。この日も似たタイプのバンです。私が最後の乗客となりました。同行する皆さんは、米国はカリフォルニア、スペイン、ドイツ、フランスという多国籍な皆さんでした。
ガイドさんが色々と説明してくれました。中部のダナンは押し並べて給料が低いそうです。なのでお金を稼ぎたい人はホーチミンへ行く。外国で稼いで戻る人もいるようです。観光が主要な産業なのですが、パンデミックの影響が大きかったとのこと。このガイドさんも1年自宅待機を余儀なくされたとのことでした。
ダナンは最近大きく変わっていて、特に1997年からの再開発プロジェクトで、海岸が大きく発展しました。外国資本が入ってリゾート開発がされたそうです。あと、道端に荷物があったら市民に連絡させて、報酬もあげて、それで街中をクリーンにしたとか言っていました。
少しして、日本を訪れたことがあるか、富士山という山がある。富士山を今からを見せると言います。ホテル三日月のオブジェでした。ホテル三日月がダナンにはあるんですよね。大きなホテルでした。壁にアニメっぽいキャラクターの広告が貼ってありました。
街中を離れる。郊外にて。かつて花火が盛んだったそうなのですが、花火は1994年から禁止だそうです。大きな事故があったらしい。
ダナンからフエの間には長いトンネルがあります。2000年から5年で作ったそうです。作ったのは日本と韓国。ベトナムは自分たちでもその後にトンネルを作って、今はパラレルなトンネルになっているそうです。
「ハイヴァン峠」に到着。ハイは海で、ヴァンは雲。晴れていてとても綺麗でしたー。亀の形をしたところがありました。私なんかは景色を見ては写真を撮る、というのがこういうところの楽しみ方なのですが、何人かの同行者はいきなり峠の茶屋に行って、なんかを食べていました。せっかくの景色を楽しまなくていいんかいな。まあでもそういう楽しみ方もありますよね。
峠の先に歩いて行けるようなのですが、明らかに危険そう。ガイドさんも何も言わなかったので、行かずにおきました。
出発。途中で砦っぽいところを通過しました。写真は撮り損ねました。
鉄道が見えましたね。駅らしき建物も途中で見かけました。
しばらくして「ラップアンラグーン」到着。景色がいいところ。ここでは牡蠣を育てていて、非常に安く購入できるそうです。ここでも私は風景重視で、写真を撮りつつ時間いっぱいまで散歩散歩。喫茶店でくつろいでいる方もいらっしゃいました。そういうのもありなんだけど、なんというか、私は貧乏性なんですよねえ。
出発。ガイドさんの説明あり。フエの建物は低層だそうです。3階くらいまで。人々はお金を貯めて良い墓を作るとのこと。
「ふぁんくしゅえい」を知っているかと聞かれました。し、知らんがな。でも、なんとなく音の感じで思ったのは「風水」ですね。後で調べたところ「feng shui」というスペルでした。この辺りは中国の影響を受けていて、風水が取り入れられているとのこと。ホテルに噴水あるのもそう。空気の流れを遅くするためだそうな。
ここから面白い説明があって、中国と台湾の関係も風水で説明できるとか。スマホで地図を見せてくれました。中国は鶏に見えるんです。鶏は2つの足を必要とします。台湾は一つの足なんですよね。地図で見るに。だから中国は台湾を欲しがっているのだとか。ちなみにもう一つの足はハイナン(海南)島です。こちらは中国領。
あと、山には神聖さがあります。高い山々を辿ると龍に見えるのだそうです。ドラゴン何ちゃらと言っていました。ドラゴンの尾はベトナムにある。中国はそれを取りたいので、ベトナムと対立関係にあるのだとか。
グエン朝最後の皇帝バウ・ダイの話になりました。先代の皇帝の子供ではないという話があるそうです。その皇帝がゲイと言われていたため。しかし、母親に聞いても皇帝が父だと言い張ったらしい。
ツアー参加者にカップルがいて、気をつけるようにと言われていました。昔の話で、男性と女性が付き合っていて、結婚しようとするも貧富の差が激しく、自殺することにしました。男性は死に、女性は助かりました。この女性はのちに結婚して幸せになったそうです。男性の霊はどうすることもできません。そこで、とある場所に(どこか忘れた)来るように願い、来たら別れるように念をかけたとか。
しかし、英語で固有名詞が出てくるとわからないし、メモれないし、覚えられませんなあ。辛い。
Perfume riverという川を通る。
女性が美しい村があったという話がありました。いまでは見かけないらしい。笑いが起きていました。
しかし道路沿いにお寺がたくさんありましたね。
「ティエンム寺」に到着。駐車場からみんなで歩いていきます。仏塔が見事でした。人がいたので、この写真は帰りに撮った写真。
その先の門で説明がありました。入り口が3つあり、Wisdom、Passion、Courageを示しているそうです。
お寺には本尊の前に、Happy Buddhaがいました。大黒天ですかね。太っていました。ベトナムの仏教は、中国の仏教の影響を受けています。痩せてるHappy Buddhaもいるそうですが、中国の影響で太ったHappy Buddhaになっているんだとか。Happy Buddhaは上手く撮れなかった。
青い車がありました。ベトナム戦争中に、ティック・クアン・ドック僧侶がゴ・ディン・ジエム政権の仏教徒差別と宗教の不寛容に対して抗議し、ガソリンで焼身自殺したのですが、彼がサイゴンまで乗ったクルマになります。左上に写真がありますが、体は燃えきっても心臓は形を維持したそうです。
木。人の死のように枯れ落ちたら、非常に臭い匂いがするそうです。ううう、この木と花の名前はなんだっけな。聞き取り漏らしました。菩提樹じゃないよな・・・。
日本語ツアーがいらっしゃいました。日本人の女性が何人も参加されていましたね。日本語のもあったんですね.英語の方が英語の勉強になるのですが、この木と花のように、聞き取れない名前があったりするのが辛い。本来は質問してちゃんと聞くべきでした。反省。
このあとは昼食へ。宮廷料理が食べられることになっていました。
「MADAM THU」に到着。飲み物は瓶ビールをオーダー。なぜか缶よりも安方。この辺りのビールはhudaのようです。
食事は素晴らしかったです。ライスペーパーに包んで食べるの楽しかったな。
2つのグループに分かれまして、そこで会話になりました。私以外は2組。皆さん2週間とか休みとって来ていました。フランスの方はオリンピックで騒がしいので脱出したらしい。私なんて5日ですよー、この国の食べ物や場所が大好きなのでもっといたいんですけどね、と話しておきました。いやーほんともっと滞在したい。いつかやろう。日本に行きたいって言ってる方もいましたね。
食後に行ったのは「グエン朝王宮」です。入り口から入るやいないや、大砲がお出迎え。今も使えるように整備されているとか。
「王宮門」、ガイドさんは「月の門」と表現していました。いやー美しい。同行した方が写真を撮ってくれました。ありがとう。上にも登れたようですが、ツアー一行は登ることなく先に進みました。
続いて「タイホア殿」。一番重要な建物だそうなのですが、残念ながら再建中でした。2025年に完了するそうです。人の心の底を見通しているとかいう像もありました。王宮を歩いていきます。しかし・・・ここがベトナム戦争時に壮絶なる戦場だったわけです・・・。
「テートー廟」。皇帝10人が祀られています。他は退位したりして祀られていないんだとか。
外にはイギリスの電話ボックスのような建物がありました。
王朝で1番美しい女性の紹介がありました。
ガイドさんより、ベトナムの4割の姓は何か、という質問。答えは「グエン」さんです。王朝が変わったときに姓を変えたらしい。
1番美しい建物がこちらの「キエンチュン殿」。再建されたそうです。中にも入ることができました。売店もあって、ルービックキューブが売られていました。ちょっと興味を惹かれましたし、同行の方で買っている人もいましたが、スルー。
次の場所へ。クルマに乗るときに置くからクーラーボックスを取り出してくれて、冷たい水を一人一人に提供してくれました。これはありがたい。
しばしクルマを走らせて、「カイディン帝陵」へ。第12代皇帝カイディン帝のお墓です。階段を登っていきます。事前にガイドさんから階段をたくさん登ることになると聞かされていて、覚悟していたのですが、全然階段数はありませんでした。ちょっと拍子抜け。
莫大なお金を費やして、皇帝が自分のお墓を作ったそうです。そのせいでベトナム人からは嫌われているらしい。しかしガイドさん曰く、結果としてたくさんの旅行客を集める施設になり、入場料をゲットできているので、経済に貢献してるのではないかと言うことでした。
遺体は像の下に埋葬されていることがわかっていて、遺体のありかが明確にわかっているのは珍しいんだとか。基本的に墓と遺体を埋めるところは分けたそうなのです。掘り起こされるのを恐れたのでしょうか。
天井絵画。足で描いたらしい。皇帝が無礼だと怒ったらしいのですが、でもこの大きさの絵を描くにはこうするしかないとか言われてしまったのだとか。
壁が面白くて、中国とか日本の磁器を割ったものを張り合わせて、それを壁の模様にしてるんですよね。非常に面白い。
それでいて外の塔には、明らかにヒンドゥー教の影響が見て取れますからね。いろいろな文化が混ざり合ってるというか、寄せ集められて出来上がっている建物群であって、非常に興味深いものでした。
帰り道。山の中を舗装された道をクルマで通りましたが、山に墓を発見しました。写真は上手く撮れなかったのですが、なるほどこういうところに墓を作るのね、と思いました。
ダナン近くになって、踏切!を発見。
今回も私が最初のサヨナラをいう人となりました。Hiltonホテルって交通の便がいいんだなあ。ホテルについて皆さんにサヨナラをいう。クルマから降りるときに段を踏み外してしまいましたが、ガイドさんに助けていただきました。ありがとうございましたー。ちょうど2時間かかりましたかね。17時半にホテル到着。みんな元気でね、なんとか生きていこうねえ。
部屋に帰ってビールを飲んで休憩。
夕食に出かけることにしました。地球の歩き方を読んで、ホテルのそばにある「ミー・クアン1A」に行くことにしました。ミー・クアンという、幅広の米麺の汁なし麺です。カオ・ラウとは少し違う食べ物のようです。ホテルから歩いて10分程度、ただ大通りを横切ったりしなくてはいけませんので、なかなかスリリングな旅路となりました。これを見てください。青信号なのに車とバイクがたくさん走ってるのです。どう渡ればいいと言うのでしょうか。でも渡っている地元の方々がいらっしゃいました。さすがとしか言いようがありません。
お店に到着しました。1人だと示すと、席を勧められてそこにメニューを持ってきてもらえました。メニューは英語でも書かれているので、わかりやすい。事前にサーチしておいたスペシャルをセレクト。ビールも頼みました。すぐに生野菜のサラダとミー・グアンが提供されました。いや、太麺で非常においしかったです。具も盛りだくさん。これで50,000ドンは安すぎるなぁ。大満足です。さすがに地球の歩き方で紹介されるだけの事はあります。お隣にご夫婦らしき方がいて、日本人の方でしたかね。
あまり量はなかったのですが、米麺というのはお腹に溜まりますよね。なのでそこそこお腹いっぱいになりました。まぁただせっかくなのでもう1店ぐらい行ってもいいかなぁと街中をウロウロ散歩しました。いろいろとよさげなお店はあったのですが、やはりお腹が結構いっぱいなので、ぐるぐると歩きまわった上で、結局はホテルに戻ってきたのでした。
ホテルに戻るときにコンビニエンスストアに立ち寄って、ビールを購入。よくよく見て回るとお土産のコーナーもあってドライマンゴーが売られていました。マンゴーを見ているとお店の人が試食させてくれました。なかなかにおいしかったので200グラムのパックを2つ購入。あとカシューナッツも買ってみました。皮付きのカシューナッツがあって少し安かったんですよね。皮付きのカシューナッツってあまり見たことがなかったので購入してみました。ビールは少し高かったですが、クラフトビールをセレクト。
ホテルに戻って本日の記録をつけると。
そうそう、ちゃんとした生春巻きをまだ食べていなかったんですよね。朝食会場の生春巻きはまあなんというか別物でありまして。ということでルームサービスを頼むことにしました。Magicをコールせよ、と書いてあります。電話機にMagicボタンがありますので、それを押す。・・・誰も出ません。何回やっても同じだったので、フロントに行って事情を説明。すると「0」を押したかと聞かれました。・・・はい?どうも機能ボタンは偽物でして、Magicにコールするためには0を押すそうです。わからんがな。その場で注文を受け付けてくれました。
生春巻き到着。期待通り。美味しかったー。
ビールを飲みまくり、生春巻きを食べつつ、夜は更けていきました。
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