外食が普通の台北らしく、そこいらでおまんじゅうみたいのやパンが売られていました。近くのお店でキャベツのお饅頭を購入。NT$15なり。熱々で美味しゅうございました。コーヒーでも飲もうかと思ったのですが、どの店も出勤途中のお客の相手で忙しそうでもあり、駅に向かって、目的地に急ぐことにしました。
ホテルのフロントでNT$1,000をNT$100に両替。このホテルは日本語ができる方は限られているようです。英語の練習になってよかった。
この日の第一ターゲットは台北動物園。文湖線の終点駅でした。台北動物園のあたりからでも台北101が見れました。まさに台北のランドマークですね。
入場時間9時の10分前くらいに到着したので少し待つ。ここは悠遊カードがあれば悠遊カード決済で入場できます。NT$60という驚異の安さです。動物園内のお店でも悠遊カードを使えますので、動物園駅でチャージを十分にしてから向かった方がいいと思います。
事前のリサーチによると、パンダが良いらしい。なおかつ混むらしい。なので、いの一番にパンダ館に行きました。なーんと私が1番目の客でして、しばらく誰もきませんでした。あの人気沸騰のパンダを独り占めです!パンダさんはひたすら竹の葉を食べていました。うまく葉だけ食べるものです。こんなに近くで長時間パンダを見たのは初めてのことです。これだけでも来て良かったなあと思いました。パンダ館内には売店も複数あって、ウロウロしてみました。
パンダ館を出て、少し戻って、トローリーバスに乗ります。NT$5でした。集団の子供達と一緒になりましたが、特段待ちませんでした。一番奥まで行って、降って園内を見て回る作戦にしました。
バスを降りて向かったのが鳥のコーナー。園内でパンダの次に良かったかもしれません。なーんと、孔雀と一緒に散歩できるのです(たまたまだけど)。なんたるタイミングでしょうか。貴重な経験をしました。
鳥のゾーンの次に象を見てから、いろいろなエリアを見て回りました。
とにかく暑かった。Apple Watchは35度を指していましたからね。汗だくになりました。ふと思い立って、途中から雨傘を日傘がわりにしてみました。日傘なんてさすのは生まれて初めてでしたが、影になって涼しくていいですねえ。初めからこうすれば良かったです。途中でフローズンな飲み物も買って、さらに涼しげにいろいろな動物たちと触れ合って行きました。
ここは札幌の円山動物園と提携みたいのをしているんですね。たしかに結構作りが似ている気がしました。
11時を過ぎ、少々早かったですが、食事にしました。「黒面祭」の「黄金泡菜雙牛/猪肉煮」と「アイスグレープフルーツティ」をセレクト。ライスかヌードルか選べました。前日はライスにしていたので、この日はヌードルに。飲み物も甘さが選べたので半分にしてみました。
いやー、美味しかった。写真だとわからないと思うのですが、下の方に野菜がたくさん入っているんですよね。見た目とは違って極めて健康的な食事を取ることができたのでした。
食後はまた動物とのふれあいを楽しむ楽しむ。
昆虫館があって、昆虫は苦手なのでスルーしようとしましたが、頑張って訪問してみました。蝶が飛び交うエリアがあって、そこが良かった。蝶の飛ぶ様子をゆっくりを見るなんて、なんて素敵な時間だったのでしょうか。オススメのエリアの一つであります。
グルーっと回ってきて、入り口に近づきました。トローリーバスには長蛇の列ができていました。ここは朝イチから来るべきところですね。時間の都合上、学習エリアをスルーしましたし、最後は少し急ぎ目になってしまいましたが、食事セットで、なんと4時間半もいました。ゆっくり目で学習エリアも含めて回ると6時間コースになると思います。でも、それだけの価値のあるエリアだと思いました。
動物園を出てからは、猫空ロープウェイに乗ろうと駅まで歩く。
片道でNT$120もするのです。悠遊カードのチャージがNT$200くらいになっていたので、少々心もとないなあとチケットを現金で購入しました。まあチケット買う経験も悪くはないかなあと。
結構混んでいまして、10分くらい待ちましたかね、やっと乗ることができました。猫空ロープウェイは、なんと片道で4キロほどもある超長距離のロープウェイ。トータルで30分くらい乗っていました。風が吹くと揺れるので、初めはドキドキしていましたが、だんだんに慣れました。景観が素晴らしい。
一緒に乗っていたのは中国人の母親と子供、英国人っぽい父親と子供、そして私。中国人親子から写真を撮るようにお願いされて、iPhoneでパチリと撮ったら、日本人かと聞かれてそうだと答える。するとお隣の英国人が自分は京都に住んでいると。配偶者が日本人だとのことでした。私は東京だよーみたいになってほんの少し交流があったのでした。
長くロープウェイに乗って、猫空駅に到着。
駅にはコンビニが併設されておりまして、ビールを探したところ、ありました!台湾ビールクラシック。ぐびぐび。うまうま。
駅を降りて左手に歩いていって、景観の良いところを探しました。
歩いて行くと喫茶店の立ち並ぶエリアになりました。少し先に景観の良さそうな喫茶店があったため入店。入り口でメニューを渡される。悩みましたが、せっかく来たのですから、熱い鉄観音茶をいただくことにしました。
ここは崖に立っているお店でして景観が非常に良かったです。鉄観音茶はなんの趣も感じられないような(笑)ポットに供されたのですが、悪くはありませんでした。席は日陰の席を確保することができたため、熱いお茶も美味しくいただくことができたのでした。まあ景観が全てのお店です。良かった良かった。
しばらくお茶を飲んでこのブログ記事の下書きを書いていると、お隣にいたカップルの男性の方が中国語で話しかけてきました。写真を撮って欲しいような感じ。はいはいという感じで相手のiPhoneを持って歩き出すと、英語で日本人ですかと聞かれました。台湾では、外見で中国系と日本人の区別がつきにくいので、まずは中国語で話しかけられて、わからなければ英語か日本語に切り替えてコミュニケーションをされる、そんな場面が多くありましたね。写真を撮って、一回見せたらもう一回となって再度写真を撮って別れました。こういうふれあいも良いものですね。
猫空ケーブルカーの帰路。床がガラスで透けているケーブルカーに乗ることができるというのをガイドブックで読んだので、そちらの列に並びました。同一料金でそんなスペシャルなケーブルカーに乗れるなんてラッキー・・・と思いましたが、台数がそんなにありません。普通のケーブルカー10台のうちの1台くらいでしょうか。それは言い過ぎかなあ。でも待っている身としてはイメージとしてはそのくらいの間隔でした。なかなか来ない。やっとこさ順番が回ってきて、若い女性3人組、多分China Mainlandから来たっぽい、いや違うかな、台湾の人でしたかね。元気な3人組でした。ロープウェイは床がスケスケなので、下の景観を眺めることはできるものの、散々待ちくたびれてまで乗るべきものではないかもしれません。
途中で若い女性3人組がはしゃいで一人が床に座り込んで写真を撮りだしました。するとIs it OK?みたいな、気を遣って聞いてくれました。まったくもってOKなのですが、なんて礼儀正しいのでしょうか。この子たち、最後には私にIs it nice?みたいに感想まで聞いてくれました。こういう、他者、外国人に対する姿勢って素敵ですよね。見習わないといけないなあと、恐らく20歳以上年下の方々から学ぶところが多かったのでした。
ロープウェイを降りて動物園駅まで戻ります。
この時までには家に忘れてきたApple Watch用の充電ケーブルを買う覚悟をしていたので、再び台北101に向かいました。単に充電ケーブルを買うだけではありません。前日に入り損なった「鼎泰豐(ディンタイフォン)」に行くのであります!まずは鼎泰豐へ。今度は60分待ちだろうがなんだろうが絶対に入るぞ!という意気込みとともに向かいました。まずチケットを取るシステム。あなたは芸能人でしょうか、と聞きたくなるレベルの恐ろしいくらいの美人が受付でして、入り口のディスプレイには8分待ちと書いてありました。しかし、なんとすぐに案内してくれました!いやー、ラッキーでした。火曜日の17時ちょい過ぎでした。18時くらいには60分待ちになっていたので、17時くらいが穴場なのかもしれません。
席に通されて、普通の小籠包と、かに味噌入りの小籠包をそれぞれ5個選び、ビールもセレクト。小籠包はむちゃくちゃ美味しかったです。思ったより全然熱くなくて、パクリと一口で行けてしまいます。10個では少ないですね。思い切って20個くらい食べても良かったかもしれません。まあでも有名店に来れて良かった良かった。
食後は上の階のApple Storeに行って、Apple Watch用の充電ケーブルをゲット。中国語で店員から話しかけられる中、英語に切り替えて、無事に購入完了。日本のApple Storeと同じシステムですね。店員がiPhoneを拡張したようなデバイスで決済してくれます。NT$990・・・ちょっと高いな。まあでも背に腹は変えられませんでした。
食後ということもあり、少し歩くことにしました。てくてくと歩いて、国父記念館へ。18時を過ぎていたので、残念ながら中に入ることはできませんでしたが、夕日を受けた記念館は荘厳な感じがしておりました。
近くの駅から乗り継ぎをして、松山駅で降りて、「饒河街観光夜市」へ行きました。この夜市はわかりやすい。一本道ですからね。なおかつ、生ビールを出す店が2店もありました。むろん、両方でビールをオーダーしたのでした。
この日は結構食べました。まずは魯肉飯(ルーローハン)をいただく。ルーローハンは自宅の最寄駅の駅前に、その昔台湾料理のお店があったので、たまにいただく機会がありました。懐かしいなあと思ってオーダーした次第。ここのお店は店舗を持っているので、クーラーの効いたところでゆっくりと座りながら食べることができました。NT$35。安いな。お肉は脂身たっぷりで美味しかったです。
続いては元気なおじさんの手招きに吸い寄せられて肉春巻を食す。こちらも美味しかったです。バーの形状になるので、食べやすいというのも良かったところ。
そして最後は入り口のところで行列になっていた胡椒餅です。揚げてある肉まんといったところでした。
お腹いっぱいになってこの日は終了。
帰りに近くのファミリーマートで台湾ビールクラシックを6缶セットで購入。NT$192でした。安いなあ。
ホテルでApple Watchの充電ケーブルを開封しようとするも開封できず。カッターを借りにフロントに行きました。カッターを借りてぐいっと開けてなんとか開封完了。これでApple Watchが充電可能となりました。よかったよかった。
あー、でも歩き疲れた。
お風呂に入ってビール飲みつつ、ブログ記事を書いてから、床についたのでした。
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