Panasonic LUMIX DC-TZ95で野鳥を撮る

近所の公園にカワセミが来るんです。朝、ジョギングのときに見かけます。遠くにいるのでiPhone 14 Proといえどもきれいに撮れず。OM-D EM-5と望遠レンズを持っていって撮れはしたのですが、私のカメラだとそこまで寄れないし、かつ、いくらマイクロフォーサーズといえどもかさばる。ジョギングのお供には辛い。ということで、コンパクトカメラに目が行ったというわけなのです。

コンパクトカメラもいくつかありますが、野鳥を撮るには望遠を使うので、望遠の付いた小型のセンサーサイズのものを選択。かつ、ぶれないようにファインダー付きが良いなあと思いました。そう考えたときに選択肢に上がったのがこちらのLUMIX DC-TZ95です。マイナーチェンジのDC-TZ95Dが出るからか、少しお安くなっていたのも決め手。ちなみに白にしたのは安かったからです。でもカメラっぽくなくて、こういうデザインもありだなあと思います。

家のベランダから外の風景を試しに撮ってみたのですが、うーん、Aモードだとイマイチ。フォーカスの置き方が悪いんだと思うのですが、周辺がぼやけてしまいました。iAモードだとくっきり写ります。RAW保存できるカメラなので、AモードとRAWで撮ることを想定していましたが、ええい、コンパクトカメラだしiAでどんどん撮ろう、といったん割り切りました。

で、望遠で野鳥を撮ってみました。デジタルズームまで使ってみました。先日行った下館ではこんな写真が。

解像感はいまいちですが、見れなくはない写真でしょう。こんだけ撮れれば十分かなあと思うわけです。

で、ついに先日その時が訪れました。カワセミに出会ったのです。バシバシ撮ってこんな感じ。確かデジタルズームまで使ったはず。いや、Lightroomに取り込んだら、デジタルズームまで使ったかどうか記録されておらずわからなくなってしまいました。確かデジタルズームまで使ったはずです。

確かに、ズームしてみれば解像していないのがよくわかります。しかし、こういうシャッターチャンスは不意に訪れるわけで、そういうときに備えて持っておくべきはコンパクトカメラなんじゃないかなあと思ったわけです。これだけ撮れれば私は十分です。

・・・といいつつしばらくしたら超望遠レンズ買いそうですが（笑）。

あと、こういう望遠の効くコンパクトカメラは遠くを見る双眼鏡の役割も果たします。散歩のときに持っとくと便利です。

他に、野鳥ではないですが、こんな写真も撮れたりして。

東京駅近くのとあるビルのガラスを撮ってみました。望遠が効くって本当にいいですよね。画角の縛りがなくなり、自由になった気がします。

これとかも良くないですかね。だいぶ遠くから撮っていますが、きれいに切り取れています。光学ズーム範囲に収めたこともあって、かなりクリア。晴れの日は特にくっきり映る印象。

いやー、買ってよかった。サブカメラとして活用します！