2022/11/08

岡山旅行2022 第2日目 備中松山城と城下を巡る

岡山旅行2022 第2日目です。前から行きたかった備中松山城に行くことにしました!





朝は前日に買ったシュークリームとコーヒー。英会話を済ませて出発。JR伯備線で備中高梁まで。

前日に乗り合いタクシーを予約していたので、観光案内所に行く。備中高梁駅の脇に図書館があるのですが、まあなんという豪勢な図書館なのでしょうか。観光案内所、物産販売、スタバ、本屋、図書館が一体になっているおしゃれゾーンでした。高梁の人は恵まれているなあ。

図書館の屋上へ。備中松山城が見えるはずなのですが、見つからなかったので図書館の方に声をかけて教えていただきました。高い山の頂上にちょこんと城が見えました。さすがは山城ですね。あんな高いところによく建物を建てたものだ。実際には、城主はふもとに住み、仕事をしていたようですが。あと、城に行って説明を読んで知りましたが、実は実践向きの城ではなかったらしい。壁が薄いんですね。領主、城主の威厳を示すシンボル的なお城だったということでしょうか。望遠レンズに付け替えて撮ってみました。

乗り合いタクシー、というかマイクロバスに乗ってお城のある山の八合目まで行きます。そこからは徒歩です。いい時期に行きました。紅葉がきれいでした。紅葉と城って合いますよねえ。



備中松山城には有名な猫がいます。城主ということになっています。なんかのタイミングでお城に紛れ込んだらしい。本丸に行ったら人だかりができていて、その猫がいたのでした。今人がいっぱいいるしーと思って、写真を撮らなかったんですよね。失敗しました。お城見学して戻ってきたら猫さんどっかに行ってしまいました・・・。写真を撮り損ねました。まあお姿を拝めただけで良しとするか。代わりにこんな写真を撮りました。

お城は二階建てのコンパクトサイズ。いやはやでも美しい。何より紅葉の赤・黄と城の白とのコンビネーションがよかった。


このお城はしばらく放置されていたみたいですね。気運高まり修復されて今の姿になっているようです。



帰りのマイクロバスですが、危うく人を取り違えていて、別の方を駅に送り届けるところでした。危ない危ない。駐車場までのバスも出ていて、それと勘違いしたらしい。帰りはあえて図駅まで戻らず、武家屋敷のところで降りました。現金で800円払う。PayPayも使えたらしい。失敗しました。

まずは無料休憩所の「商屋資料館」へ。

その後、武家屋敷に向かいます。

「旧折井家」へ。武家屋敷というのは今でいう役所。こちらは普通の武家屋敷。リアルな人形がいました。



もう一個ある「旧埴原家」は城主の母親の家だったそうで、なかなかに豪華でした。


このあたりは「男はつらいよ」の舞台にもなっていたんですね。ロケ地の碑を見かけました。


「頼久寺」。ここは庭園が見事。小堀遠州の初期の作庭と伝えられている庭がありました。



「順正記念館」。中には入れず。

吉備国際大学の文字を見かけました。名前は聞いたことはありましたが、吉備国際大学って高梁にあるんですね。確かに外国人の方がちらほらいたように思います。

おなかすいたなあと思ったところに喫茶店「カフェ・レスト・シャトー(CAFE REST CHATEAU)」を発見。店内にはおもちゃみたいのが並んでいて、楽し気なお店でした。「雲海オムライス」をオーダー。オムライス久々に食べたなあ。卵トロトロ、あんかけもトロトロで美味しかったです。


「紺屋川」沿いを歩く。「藩校有終館跡」と「高梁キリスト教会堂」を観る。


「観光物産館」があり、土産物を見たりしました。

駅に向かって歩を進めると、おじさんに声をかけられました。「観光?」との問いに、はいそうです、と答える。何やら歴史に詳しいおじさんでした。東京にも住んでいたことがあって、200坪ほどの土地も持っていたらしい。すごいな。いろいろと話してくれました。この人歴史通ですね。私の中で「徳川慶喜」を「とくがわよしのぶ」ではなく「とくがわけいき」と呼ぶ人は歴史通です(ほんとかよ)。

力説していたのが「山田方谷(やまだほうこく)」について。上杉鷹山など及びもつかないくらいに優れている。7年くらいで藩の財政を復活させたすごい人らしい。そこまですごいならと、「山田方谷記念館」 を訪れることにしました。おじさん曰く、高梁市はダメだと、山田方谷のアピールが足らないそうです。確かに、記念館のあたりに行っても、そこに記念館があるというのが極めて分かりにくい。大きい看板とか作れって言っているんだよ、と怒っていました。ちなみに高梁市の人口はかつての半分ぐらいになっていて、2万数千人。なのに市職員は650人もいるらしい。ってなんでそんなことまで知っているのだろう。

いろいろと教えてくれたのでありがとうを言って、「山田方谷記念館」へ。


あまりにおじさんが推すものですから、山田方谷に関する漫画を買ってしまいました。今度じっくりと読んで勉強しよう。 

歩いていると、米川正夫の生誕の碑がありました。ロシア文学の翻訳者として有名ですよね。高梁出身だったのかー。

その後はお寺巡りとなりました。「薬師院」に行ったら、お寺の前に高梁のお寺のマップがあり、制覇したくなったのです。とはいえ、時間的に全制覇はできなかったのですが、遠くにある2つの寺・神社を除いてはすべて回ることができました。「薬師院」「松連寺」「威徳寺」へ行って、そこからなんと引き返して、「定林寺」「道源寺」「八幡神社」「寿覚院」「巨福寺」「龍徳院」「御前神社」。そこから駅の方に引き返して「安正寺」「正善寺」よく歩いたなあ。途中に海軍中将の杉政人の生誕の碑などももありました。行けなかったのは「八重籬神社」と「稲荷神社」。流石に遠かったので。「八重籬神社」は翌日にタクシーから観ることができたので、「稲荷神社」だけ拝めずでした。










最後に駅前を少しうろうろしてから電車に乗る。


この日も岡山駅で一杯やろうと思ったのですが、ふと思い立ち、倉敷で降りてみました。駅前にビルがあって、その地下に飲み屋さんがありました。小さいお店でしたが、お店の人の感じがよさそうだった「天友」へ。この店は大正解でしたー。お惣菜美味しいし、お刺身も鮮度良かった。「よこわ」のお刺身をいただきました。調べたところ、クロマグロの若い頃を一部地域では「よこわ」と呼ぶらしい。




日本酒は「喜平純米大吟醸(超特選)」「 純米鬼ノ城 辛口」「かもみどり」の3杯。特に「かもみどり」がよかったなあ。

いいお店に出会えてよかった。倉敷からホテルに戻り、部屋でも少しお酒を飲んで、寝たというわけなのでした。

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