2022/11/09

岡山旅行2022 第3日目 ”ジャパンレッド”吹屋を徒歩で巡る

岡山旅行2022 第3日目は「吹屋」です。






朝ごはんは蒜山酪農のカフェオレとたまハムミックスサンド。いつもの英会話を済ませて出発です。チェックアウトは鍵をポストに入れるだけ…エレベータでホテルの方にあったので、その方に鍵を渡して出発です。

この日もJR伯備線で備中高梁まで。備中高梁から吹屋まではバスが出ているのですが、ちょっと時間が遅いんですよね。なので、思い切ってタクシーを使ってしまいました。荷物を備中高梁駅脇の図書館のコインロッカーに預けて、タクシーを捕まえに・・・タイミングが合わずに少し待ちましたが、タクシーがやってきました。「吹屋」と言ったのですが、「ふきや」か「ふくや」 か聞き取れなかったようで、パンフレットを指さしてココまで、とお願いしました。駅前のタクシー会社に寄って、運転手さんのプレートを取ってきて(ちょうど出勤するところを捕まえたのかなあ)、さあ出発。タクシーの貸し切りもできたのですが、さすがにお金かかりすぎだなあと思って、行きはタクシー、帰りはバスにしたのでした。

吹屋は見どころは離れたところにあるよ、中心部に行っていいのかな、と聞かれたので、はいそれで、と答える。途中までは広い道だったのですが、だんだんと細い道になっていって、最終的には車同士すれ違いが困難な道を行くことになります。タクシーの運転手さん、クラクションを鳴らしながら先に進んでいきました。自家用車で行く人はちょっと大変ですね。大きい車だと難しいかも。

40~50分ぐらいだったかな、「吹屋ふるさと村」到着。バス停で帰りの時間を調べなさい、ということで、バス停まで乗り付けてくれました。料金は8,340円でした。観光のキャンペーンでタクシーチケット安く売ってたみたいなんです。それ買ってから乗ればよかったなあ。まあ仕方ないのでPayPayで支払いました。

吹屋にはEVトライクスがあります。それを借りようと思っていたのです。電話すると無いとのこと・・・では電動自転車は・・・それも無いとのこと。というか、この日はお店がお休みとのこと。えー、前日に予約サイト見たら「〇」になってた気がするけどなあ。たぶんですが、予約がない時は休むのかもしれません。でも土曜日には休まないでほしかった・・・。村の中を走るバスもあるのですが、それは日曜日限定のようでした。はうー。

ショックを受けつつ、「郷土館」へ。「吹屋ふるさと村周遊券」を買うとお得です。が、EVトライクスも電動自転車もないので、買うべきか悩みました。しかも、「笹畝坑道」が崩れたそうで中に入れない。まあでもいいか、この地域への寄付だと思って、周遊券を購入しました。「広兼邸」というのが有名なのですが、そこまでは4キロとのことでした。

郷土館の見学をスタート。


見学しながら、4キロなら歩いていけるのではないか、と思えてきました。なかなか来れる場所ではないですからね。せっかくなので広兼邸も見たい。iPhoneのマップで調べても50分くらいでした。 秋だし、まあハイキングと考えればいいだろう、ということで、頑張って歩いていくことにしました。

その前に「旧片山家住宅」へ。



端っこまでいきまして。「山神社」を見学。



続いて「旧吹屋小学校」へ。修復されたばかりで、ぴかぴかでした。小学校の周りは紅葉がきれいだったですね。若い人が展示員をしていました。市かどっかから派遣されているのでしょうか。




さて、広兼邸に向かって出発です。いちおう飲み物を買って出発。途中に「ベンガラ館」がありますが、後で来ることにしました。万が一時間が足りなくなってもいけませんからね。

広兼邸までは上りの道ですが、道は整備されていて非常に歩きやすかったです。というか、ハイキングロードっぽい標識も出ていました。夏だときついかもしれませんが、それ以外の季節なら気持ちよく歩くことができると思います。景観の良いところもあって、写真撮りつつ楽しいハイキングでした。


早歩きしたこともあって、50分はかからずに広兼邸到着。近くにカフェみたいのがありましたが、休業中でした。駐車場に売店がありましたが、農産物の売店であって、お昼取れるようなところではありませんでした。残念。


広兼邸はしかし、お城ですね。映画「八つ墓村」の舞台になったのもわかります。残念ながら建物の中に入ることはできませんでしたが、外からゆっくりと見て回ることができたのでした。






広兼邸を出て、少し上ってから下っていきます。帰りは行きとは別のルートにしました。なにやら神社もあるっぽいし。

しばらく下ると神社発見。「金精神社」です。うーん、なんだか怪しいな・・・。

神社を訪れて・・・うーん、こ、これは・・・。卑猥な・・・。写真をアップするのは控えておきます・・・。

金精神社のショックをいやせないままに下っていくと「笹畝坑道」へ。残念ながら閉まっていたのですが、まあ入り口までは来れたということで。


さらに下って、行きの道を少し行って「ベンガラ館」へ。ベンガラ工場です。ベンガラ製造工程を知ることができました。すごい手間がかかっていたんですね。



吹屋の中心街に戻ります。おなかがすいたのでお昼にしました。行ったのは「松栄館」。天ぷらそばをオーダー。正直そんなに期待していなかったのですが、すごい美味しかったです。西日本のおそばですからね。東京で食べるのとは違って、透明な出汁でした。レジで一味が売っていたので購入。吹屋で栽培された唐辛子を使っているらしい。


バスの時間までお店を見て回ります。酒屋さんもあって、お酒もゲット。猫にゃんがいました。







吹屋ではもうベンガラは作られていないのですし、昔の製法とは違うのでしょうが、ベンガラを使った製品がいろいろと売られていました。せっかくだからと、お酒を飲む用のコップと、小さなポーチを買ってみました。ベンガラの色合いっていいですよね。あと、前川満『「備中吹屋」を歩く』という本を購入。吹屋のことを学んでみようと思い立ちました。

買い物をした後も少し時間があったので、「喫茶 楓」でコーヒーとケーキのセットをいただく。サイフォンのコーヒーでした。もう亡くなったんだと思うのですが、先代の方の写真が飾ってありました。


バスが来る前にトイレに行ってと・・・思ったら、神社を発見。行きそびれましたー。さすがに神社に行っているとバスを逃しますから、入り口の写真だけぱちりと。

バスはものの見事に定刻に到着し出発しました。歩き疲れたからか、バスの中ではぐっすりと寝てしまいました。ずっと晴れ&曇りだったのですが、ちょうど帰るときに雨が降り出しました。なんというタイミング。

備中高梁駅に到着。コインロッカーから荷物を取り出して、JR伯備線へ。列車内ではさっき買った本を読む。10年くらい前に書かれた吹屋についての本。さっきの喫茶店の方の話も出ていました。10年も経てば代替わりもするし、いろいろと変わりますよね。

岡山駅へ。岡山駅では地下街のショップをうろうろした後に、「三井ガーデンホテル岡山」にチェックイン。荷物を置いて、夜の岡山に繰り出しました。

少し歩いて見つけたお店が「度々」でした。ちょうどカウンターが空いていて、入店に成功。お刺身の盛り合わせは岡山らしくてよかったなあ。白子の天ぷらもふわふわで最高。カキフライもいただいたりして。


日本酒は「奇跡のお酒」「極聖」「かもみどり」の3杯をいただきました。メニューにあるお酒がなかったりして、まあ仕方ないと思います。結局前日気に入った「かもみどり」をまた飲んでしまいました。お店は徐々に混んできて、次第に予約客以外の入店が難しくなってきました。本当にタイミングが良かったなあ。

お店出るとき、店長らしき人がどたばたしてすいません、みたいなことを言っていました。いやいや、こちらこそ入れてくれてありがとうございました。いいお店でしたねー。

お店出て、まあ泊まるの最終日だし、もう一店行っちゃうか!と思っていたところ、スーツケースらしきものを引いた若い女性が声をかけてきました。「ケーキいかがですか」とのこと。岡山駅近辺で、ケーキの移動販売?みたいのをしているらしい。物珍しさに一つ買ってしまいました。まあ日持ちするものだったのでよしとしよう。うーん、こういう営業スタイルってまだあるのか。「カマンベール王子様」というケーキでした。後で調べたら、ほかでもこういう営業スタイルでやっているらしい。

うろうろして、お肉のお店「肉のサトウ商店」を発見。食べ過ぎですが、まあたまにはいいだろうと、入店。和牛のセットにしました。ご飯は少なめで・・・。


なんか外のお店で肉焼いて食べるのって久しぶりでした。またこの肉の美味しいこと美味しいこと。ビールは大を2杯もいただいてしまいました。ご飯はややかぴかぴだったかなあ。

帰りにコンビニによってホテルへ。三井ガーデンホテル岡山は大浴場があるんですよね。広い浴槽に使って満足満足。お酒を飲みすぎたからでしょう、iPhoneのAdobe Lightroomに、OM-Dで撮った写真を取り込みながら寝てしまったのでした。

そうそう、改めて声を大にして言っておかねば。みなさーん、吹屋は徒歩で巡れますからねー。いいハイキングですよー。

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