岡山旅行2022 第4日目(最終日)は、矢掛・井原・総社に出かけました。
前日は飲みすぎ、食べ過ぎでした。でも6時に起きて、お風呂へ。そのあとに出発の準備をして、英会話の準備をして、7:30から英会話。英会話後に前日に買っておいたサンドイッチとコーヒーをいただきつつ、出発です。ホテルの1階には外国人の集団旅行客がいました。いよいよ旅行も再開の機運ですかね。私も海外に行きたいなあ。
集団旅行客と駅まで一緒。駅で荷物を預けようとしたらコインロッカーがまだ開いていない。困ったなあと思ったのですが、新幹線の改札口脇にヤマトのコーナーがあることを思い出し、そこに行ったら荷物を預けてもらえました。500円。ホテルに預かってもらってもよかったのですが、ちょっと距離ありましたので、まあ時間を買ったと思えば安いものです。
JR伯備線で清音まで。清音で井原鉄道に乗り換えます。時間がなかったので、ちょっと小走りになりつつ、改札で一日券「スーパーホリディパス」を1,000円で購入。一両編成の列車に乗り込みます。アートな列車で、窓にアートが貼ってありました。外から見るには美しくていいのですが、中に乗ると外の景色があまり見れないのですよね。黒い小さな穴のシートが窓に貼ってあるように見えます。景色をあまり楽しめなかったのが残念でした。
ともあれ、矢掛駅到着。のどかー。
駅から歩いて昔の宿場街に向かいました。まず「やかげ郷土美術館」を目指す。途中で「専教寺」へ。「臥龍松」が素晴らしかったです。
事前に調べていたので承知していたのですが、「やかげ郷土美術館」は展示替えで閉館中でした。残念。でも建物が美しく、外から見ても楽しめました。
「本陣通り」、すなわち旧山陽道に出て、「旧矢掛本陣石井家住宅」へ。入り口でどこから来たのか聞かれたので、「千葉から」と答えたらすごい驚かれました。まあ遠いですからねえ。時間があるかとも尋ねられる。というのも、かなり大きなところなので、じっくり見ると時間かかるのだとか。時間はたっぷりありましたので、ゆっくりと見て回ることにしました。午後からレコードを流すイベントがあったようで、何人かで準備をされていました。
本陣は大名などが泊まった宿場です。こちらは酒も造っていたそうです。本陣は宿場なのですが、えらい人たちは金払いがよくなかったらしい。大名で8割、幕府の位の高い役人で2,3割くらいしか払わない。しかも、朝廷の人はまったく払わなかったそうです。
酒蔵見学を終えて本陣を見ていたら、声をかけられました。ガイドの方でして、いろいろと丁寧に説明してくださいました。ちなみにそのガイドの方、このエリアの方ではないそうです。東京から来たって言っていました。そういうのもありなのか。
いろいろと教わりまして、このお札。
泊まる側が送るものらしい。その証拠に敬語が使われていません。自分が泊まるから粗相の無いようにしろよ!っていうことらしい。朝廷の人はお札を 作らないので、そういう場合は本陣の人がお札を作ります。なので、朝廷の人のお札には敬語が使われています。裏には本陣の主人が書いた宿泊に関する簡単な記録が残っていました。
建物のつくりも興味深く、柱のない構造があったり、泥棒除けがあったり、武家屋敷の造りになっていたり。ガイドの説明があってこそわかることです。あと、絵や書が飾ってあったのですが、岸田劉生のものや、犬養毅のものがありました。
ガイドさんが言っていたのですが、このあたりは戸袋、雨戸がない家が多いそうです。ほんとかなあ。
あ、そうそう、「古川婦」って何と読むかわかりますでしょうか。この当て字はわからなかったなあ。答えは「コップ」です。
続いては「石井醤油店」。しょうゆ製造を続けていて販売もされているようです。
「観音寺」。鬼瓦がありました。
「やかげ町家交流館」。お土産を売っています。奥にイベントスペースらしきところとカフェがあります。行ったときはちょうどバンドが演奏をしていました。
「妻入り五軒並び」。妻入りで本瓦屋根の5件が並んでいます。
「矢掛ビジターセンター問屋」。こちらでアンケートに答えるとクッキーをもらえました!
「道の駅 山陽道やかげ宿」。一般的な道の駅と違って、物が販売されていないんですよね。展示があっただけでした。ちょっと残念。新しい建物のようだったので、これから充実されていくんですかね。展示されているものがそこで買えればうれしかったのですが。
「旧矢掛脇本陣高草家住宅」 。本陣の予備的な施設です。ここも大きかった。はたまた千葉県から来たことを驚かれました。
「多聞寺」。鐘の建物が一風変わっていました。水子供養の風車がからからと響いていました。
トイレに行きたくなったので、道の駅に戻って、トイレを済ませ、お昼ごはんをどうしようかと。ちょうど12時近くだったので、どこも混雑していたようでした。いくつか回って最終的に行ったのは「川上食堂」 。ここは焼きそば屋さんです。限定で辛い焼きそばがあったので、そちらをセレクト。調子に乗って2玉をオーダー。なんと、席の鉄板でお店のおばちゃんが焼いてくれるんです。近所の方らしきおじちゃんも来て、2玉なんてよーけ食べるなあーとか言っていました。
出来上がりー。
いただく。うまい。辛い!少しむせてしまいました。おじちゃんが、あー辛かろう、みたいに声をかけてくれました。こういう触れ合いはいいですね。目の前で焼いてくれる焼きそばは初めてだったかも。美味しかったです。おすすめです。
食後はうろうろとして、「ポンムヴァン」というカフェへ。 こちらはバイク好きが集まるカフェのようでした。私もバイク好きですからねー。たくさん写真が飾られていました。いつかバイクでこの店に来てみたいものだ。ブレンドコーヒーをセレクト。さっき食べ過ぎたので、ケーキはなしにしました。小さなチョコレートをつけてくださいました。
やかげ町家交流館に行って、お土産を購入。篤姫も買ったという「ゆべし」を購入。一つだけ買おうとレジに行ったらJAFマークが。500円以上買うと記念品をくれるというので、もう一個買うことにしました。なんと、矢掛のボールペンorシャーペンをくれます。いやー、JAF特典は侮れないなあ。
駅に戻る。もともとは倉敷に行こうとしていたのですが、せっかく一日券 あるし、ってことで、「井原」に行くことにしました。
井原駅はなかなかおしゃれな建物でした。
井原駅にジーンズのミュージアムとショップがあります。かつて井原で日本の75%ものジーンズが作られていたんですね。あと、ジーンズは米国が起源ですが、日本でも表が紺で裏が白の布がつくられていたらしい。日本のジーンズは土着のオリジナルなものが起源だったみたいです。
駅を出て市役所まで行く。紅葉が見事でした!
本当は市役所脇の「田中美術館」に行こうとしたのですが、閉まっていました・・・。残念。まあ紅葉を楽しめたからいいか。
その代わりに「古代まほろば館」へ。このあたりでも銅鐸が発見されてるんですね。先日別のところで学んだのですが、銅鐸はなぜか地面に埋められてたんですよね。うーん、なぜなんだろう。この謎は解けない気がします。
駅に戻って、井原デニムのショップを見る。うーん、でもなー、最近は黒のスキニージーンズ しか履かないしなあ・・・と、悩みに悩んで結局買わずに終わりました。ちなみに後日、ふるさと納税でジーンズをオーダーしたのでした。
駅の周りをうろうろ。
元々は16時台の電車で岡山に帰ろうとしていたのですが、田中美術館に行けなくなってしまったので、時間が余っていて、15時台の電車で戻ることにしました。その代わりに「総社」に寄ってみることにしました。電車内は高校生だか中学生だかがたくさん乗っていて、そこそこの混雑でした。
「総社」へ。1時間ほど過ごすことができます。さあどうしよう。駅前のロータリーを歩いていたら、「ちゅっぴーろーど」の説明がありました。 駅からぐるっと回る散歩?ハイキングコース?で、長さは3キロ。これは行くしかありません。
市役所のところにピラミッドのようなオブジェがありました。
そうそう、煙の臭いがしていたのですよね。井原鉄道に乗っているときも煙が立ち上っているのが見えたのでした。野焼きかなあ。
駅に戻って、せっかくなので「桃太郎線」で岡山に戻ることにしました。LRT(Light Rail Transit)への転換も検討されていたようで、この路線がいつまであるかわかりません。良い経験になったのかな。
岡山駅について駅弁ゲット。夕方は駅弁数が限られていますねえ。でも桃太郎のお弁当を買えたので満足満足。お土産としてままかりも買いました。駅を降りて、荷物を受け取り、そのそばにもお土産屋さんがあったので見てみると、Betty Smithのジーンズのポーチが売っている。そんなに高くないし、デザインもよし。ということで買ってしまいました。ガジェットポーチにしようかな。
新幹線口から入って荷物を整理し、ホームでビールを買って乗り込む。駅弁とビールはいいですねえ。
新幹線内では旅行の記録をしたためつつ、3時間ほどの移動を過ごしていったのでした。
いやー、岡山よかった。岡山好きです。
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