2023/07/27

2023年7月、激動の香港を訪れる 第二日目 港沿いを散策し、下町を感じ、アートに触れ、ピークからの夜景を味わう

香港の2日目です。










朝6時に起床し、色々と身支度を整えて、朝7時に出発。


まずはザ・カオルーンホテルの周りをうろうろしました。ペニンシュラホテルを写真に撮っていたら、なんか雲がかって雰囲気ある写真になりました。なんか変だなあと思って、レンズを見たら思いっきり曇っていました。香港の湿気はすごいですからねえ。ホテルの冷房から急に外に出たわけです。曇るというわけです。レンズ拭きでふきふきして先に進む。


「1881ヘリテージ」。朝ですから開いてはいませんでしたが、外から楽しむことができました。が、パラパラと雨が。傘をさす。すぐに止みました。ちょっと雲が多めでしたからねえ、ま一瞬降ったという感じではありました。



海のほうに行くと「時計塔」がありました。



その先は「スター・フェリー・ピア」。フェリー乗り場です。売店なんかもあるんですね。



少し覗いてみて、歩いて行くと、ミッキーが!周年記念みたいのをやっていました。



その先にマクドナルドを発見。朝食はマクドナルドにしました。セルフサービスでタッチパネルを使って注文できます。なんと、マカロニを使ったメニューがありました。これは香港ならではでしょう。注文してみました。なかなかのボリューム。お肉もジューシーで美味しゅうございました。近くの席の女性も似たようなのを食べていたなあ。人気メニューなのでしょうか。



そうそう、アイスコーヒーを一緒に注文していたのですが、ストローをつけてくれませんでした。まあいいか、と諦める。周りを見やると、なんと、食後にトレイをそのままにしているお客さんがいました。マクドナルドで許されるのか!でも郷にいれば郷に従えっていうからなあ・・・と悩んでいたら、他のお客さんは普通にゴミに捨てていました。単にマナーのなっていないお客さんだったのでしょうか。でも複数人いたんですよね。うーむ。ま、私はちゃんとゴミを捨ててマクドナルドを後にしたのでした。


マクドナルドのそばに、ローカルなチェーン店を発見。明日はここにしようかなあ。


お腹いっぱいになったところで、再び港に出る。天気も良く、いい景色でした。




「香港文化中心」。美術展をやっていたようです。うーむ、もっと滞在期間を取るべきだったか。今回の行程的には入れることができませんでした。


香港の方を撮っていると、親子連れがいました。卒業みたいな格好をしていましたね。うーん、香港の学生さんは今の状況をどう思っているのか・・・。





公園がありました。




香港文化中心のところで、アートの展示がありました。今の時期だけな感じ。



港に戻ってきて、せっかくなので、海沿いを歩いてみることにしました。ミッキーたちに再び会いつつ、「オーシャン・ターミナル・デッキ」へ。駐車場のところに出ることができます。いやー、良い景観でした。暑かったですがー。あと、景観の良いところはミッキーたちに取られていました。開館時間?になって、かつお金を払えば入れるエリア。朝早かったし、入れませんでした。まあ仕方ありませんね。




高級車が集うエリアがありました。なんかのイベントだったのでしょうか。


そうそう、香港ではバイクがあまり走っていません。その代わり、道端にバイク置き場があり、大型なバイクが何台も置いてありました。雨砂を防ぐバイクカバーをつけて。街中で何箇所か見つけました。バイクは日本と似た位置付けなのかなあと思いました。趣味性高い人が持ってるんじゃないでしょうか。


その先は建物伝いに歩いて行きます。この辺りは高級ブランドのショップが並んでいました。まだ開店前だったですが、建物自体を開けていただいていたのは本当にありがたかった。エアコンが効いていて、暑さを避けることができたためです。あと、香港のビルって自動ドアがあまりないですね。なんでなんだろう。エアコン効果を保つためでしょうか。しかしすごいブランドたちが並んでいたなあ。






いくつか港に突き出た所があったのですが、一箇所はメンバー限定のようでした。もう一ヶ所あって、そこを目指す。「ゲートウェイ」というビルからそこに行けると思いきや、うまく行けず、さらに先、マカオとの接続点ともなる、「チャイナ・フェリーターミナル」に行くものの、うまく突き出たところに出れない・・・うーん・・・と悩んでいたのですが、ここのExitを出ればプロムナードPromenadeに行けるのではないか、というドアを見つけ、進んでみたところ、無事に辿り着きました。いやー素晴らしい景観でした。日焼けを楽しんでいるような現地の方々もいらっしゃいました。なんか建物がゴールドに輝いていました。




ここから「九龍公園(カオルーン・パーク)」につながっていたので、そちらに行きました。九龍公園は広いですし、動物園的にもなっているんです。しかも無料。鳥さんたちがいました。





モスクがあるのですが、そのあたりは公園に来た人がくつろぐような場所になっていました。みなさんゴザとかを持ち込んで談笑していました。


尖沙咀駅に入って、「深水埗 Sham Shuri Po」駅へ。いやー、このエリアはすごい。ものすごい人の数、そして熱気!写真は人々を写さないように上に向けたのですが、この下は大混雑だったのです。



まずは「美荷樓 Mai Ho House」へ。この辺りは似たような名前の建物があるのです。私は違う建物に入ろうとしてしまいました。危ない危ない。イメージとしては、エリアに着いた時に左に曲がる、と無事に着けます。私は直進したがために混乱をきたしました。別のビルの裏口から入ろうとしてしまいました。危ない危ない。あと、香港は車が突っ込んで来るんですよね。歩行者優先とかはなさそうなので、気をつけましょう。


さておき、美荷樓到着。




日本で団地に住んでいるものとしては、香港の団地にもシンパシーを感じずにはおれませんでした。博物館になっています。これで無料なんだもんなー、すごいです。展示も工夫されていました。団地のこと以外にも、香港の人々のかつての生活が説明されていました。屋台はかつてたくさんあったようなのですが、時を減るうちに建物内のお店になっていたとか。ふむふむ。団地は、かつては一室に複数家族が住むようなところだったのが、改善されて、今や他にも公営住宅があるという。香港の建物って、土地がないせいでしょうけど、高層ビルが多いんですよね。公営の住宅もその中にあったとは。私の住まいなんて5階建てですからね。香港の公営住宅の高さといったらすごいです。





ここの中にあるカフェ的スペースが有名なのですが、まだちょっとお昼には早いかなあとスルー。


ストリートに向かいます。ガイドブックがこのエリアをお勧めしていた理由が分りました。いや、物凄い人の数。そして、熱気。これが香港か、ってな感じです。ストリートにたくさんのお店が出ていました。電気街みたいのも形成されていて、SANSUIのスピーカーは買いたくなりましたが、なんとかセーブ。


お昼時だったので、いくつかお店を見て回る。朝に見かけたローカルのチェーン店に惹かれましたが、席が空いてなかったので諦める。香港のお昼の時間は早めですかね。11時台から混んでいました。空き席のあった「傑星冰廳」へ。とりあえずメニューの上の方を指差し注文し、コールドドリンクもオーダー。美味しかったなあ。




食後はレジへ。なんか揉めているお客さんがいて、会計までに時間がかかってしまいました。とっとと払えよと思いましたが、まあ主張も大事です。落ち着いて待ってから、オクトパスカードで支払いました。


香港下町気分を味わう。たくさん何かを買って、段ボールに詰め込んでいる人たちがいました。買い出しに来るエリアなんでしょうか。帰国してから調べたところ、この日は日曜日。香港にメイドやベビーシッターとして出稼ぎに来ているフィリピンやインドネシアの女性たちが、お休みに集まっていたようです。


駅に戻って、九龍へ。今回の旅に「M+」のチケットがついていたのでした。初めは全く興味がなく、なんだこのチケットは、ぐらいにしか見てなかったのですが、なんと、香港の現代アートスポットのチケットということで、俄然興味が湧いたのでした。今回の旅行は「まっぷる」のオススメコースに準拠しているのですが、M+のチケットがあったので、あえてコースを変えたというわけでした。本来このコースは三日目のものなのですが、二日目にしましたし。




M+は良いアートスポットでした。また、展示が良かった。中国のアートの回顧展みたいのが開かれていました。1985年を境に中国のアートは変わったんですね。共産主義から現代アートへとつながって行きます。こういう振り返りができるのも香港ならでは、ですかね。今後も続いてくれるといいのですが・・・。





ボリューム盛りだくさん。じっくりみれば一日いけます。やっぱり滞在期間が少なすぎたかなあ。なお、草間彌生の大規模な展示も行われていました。




M+に2時間いて、香港に移動。そうなのです、この日は「ヴィクトリア・ピーク」にも行こうとしていたのでした。香港駅から歩いて中環駅へ。ピークトラムが有名ですが、混んでいそうだったのと、朝7時から歩き回っていて疲れたので、タクシーで行くことにしました。中環駅のタクシー乗り場に行く。・・・うーん、タクシーいないなあ。というか、女性がたくさんいました。どうやら、歩行者天国になっていたようなのです。先に述べたフィリピンやインドネシアの方々だったのでしょうか。


次の駅に行ってタクシーをひろうか悩んだのですが、少し歩いたところでタクシーを発見。ホテルにつけていたタクシーでした。そのタクシーに乗り込むことに成功。が、行き先を伝えるも通じず!まっぷるのページを見せつつ、なんとか理解いただけました。


どうやら、「ヴィクトリア・ピーク」だと伝わらないのです。確かに、道の標識を見ても「The Peak」ですからね。まっぷる見せたら「ピー」と言って理解していただけました。タクシー運転手には英語は通じないので(私の会った限りで) 、まあマップ見せた方が早いっすね。


タクシーはスピード感良く山頂を目指しました。シートベルトつけていないときつい感じで。でも、前を走る車が普通の車で、遅かったので、本来のタクシーのスピードでは無かったかも。「ピーク・ギャラリア」に到着。タクシー乗り場の手前で、やや強引に下される。まあいいでしょう。香港は店員とかサービス業に従事される方々は、結構冷たい感じがします。中国本土や外国からの投資先であり、旅行先でもあり、その一方で、香港人に自主独立は認められない、という状況も影響しているのではないかと勝手に思いました。


「ピークタワー」からの、「太平山獅子亭展望台」へ。香港を見渡すに良いところでした。2つのフロアがあります。たいして景観は変わらないのに、下の方が空いていました。とっとと下の方に行くのがおすすめ.上にいた時に、話かけられました。英語ではなくわからなかったのですが、多分撮影の邪魔だったのかも。すいません〜。




「プランテーション・ロード」という通りがあったので、しばらく行くも、先に景観スポットはなさそうで、元に戻る。ピークタワー内の「PACIFIC COFFEE」で、アイスカフェラテをいただく。うまうま。これを持ったままに「Lugard Road」を行きました。


結構歩いた後に、景観取れる場所に出ました。良い景色だったなあ。





戻って、お手洗いに行った後に、お店をうろうろ。時間的に空いているお店もありましたが、せっかくなので香港のお店にしないとな、と思って見つけたのが「麥奀雲吞麵世家(Mak’s Noodle)」。ここで早めの夕食にしました。夜景を見るつもりだったので、途中でお腹空いてもいけませんからねえ。エビがプリップリでうまうまでした。




その後、ピークタワーの屋上に登ろうとしたのですが・・・人が多すぎてチケット販売停止とのこと!残念!いやー、確かにありうる話でした。とっとと登っておけばよかった・・・。めげずに、ピークタワーを上から下までうろうろする。


その後、ピークタワーの脇によいポジションを見つけて、陽が落ちるのを待ちました。そうそう、ピークトラムは帰りも人がたくさん並んでいました。ピークトラムって、新しい車両になっているんですよね、それを考えると、乗っても意味ないなあと思って、帰りもタクシーにしようと思ったのでした。


さておき、夕暮れから日没まで、楽しむことができたんですよ!




途中で、欧米人カップルから写真を撮ってと依頼される。夕暮れどきで、そこそこ上手く撮れたんじゃないかなあ。一回撮って、見てもらって、ちょっとカバンが邪魔だったので、再度撮って。袖触れ合うレベルの接点でしたが、お幸せに。心の底からそう思いました。


夜景まで見れて、満足満足。




帰りはタクシー。少し並んでいましたが、すぐに自分の番となりました。並んでいる集団が譲ってくれたのもあって。大きなタクシーでも待っていたのですかね。


戻りは中環駅なので「セントラル!」と伝える・・・ものの、一度では伝わらず、繰り返す。「MTR?」と聞かれたので「MTR!」と答える。フェリーに乗ろうと思っていたので、フェリー乗り場でもよかったのですが、少し歩きたい気分でもあったので、駅を目指してもらうことにしました。行きもそうでしたが、帰りのタクシーも運転士が独り言を言っているように見えました。多分、センターかどっかと通信しているのだと思うのですが。でも、この帰りの方はくすくす笑ったりと、面白い方でした。駅に着いた時も急に降ろされました。ま、香港の接客はこんなものです。


駅から港まで。港でフェリーに乗る。うーん、大混雑。しかも間違って後ろの座席に乗ってしまいました。後ろはエアコンが効いているのは良いのですが、外が見にくい。出発そうそう席を変えましたが、いい席は取れず、いい写真も撮れず。家族に写真を撮ってもらうために、女性の方がの写真アングルに入ってきて、うまく写真を撮ることもできなくなりました。その代わり、降りてから取りましたが。




帰りはセブンに寄って、混雑の中ビールを買って、ホテルに戻ったというわけなのでした。ビール飲みつつ、ブログの文章を書いて、就寝・・・。






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