館林の「こいのぼりの里まつり」-OM-Dと旅行とさんぽと

館林の「こいのぼりの里まつり」に行ってきました。2023/5/7(Sun)のことです。

前日に鎌ヶ谷駅でパンフレットを発見。館林で鯉のぼりのお祭りをやっているとのこと。ツツジも綺麗らしい。当日朝に少し悩みました。館林は遠いんですよね。でもせっかくだし行ってみよう、と思いまして、英会話をキャンセルして出発。英会話は夜やることにしたのでした。

鎌ケ谷から館林は2時間以上かかりました。英会話の復習と、GW中の新聞がたまっていたので、スマホで読んでいたらそんなに時間を感じることなく到着。

改札出たら「宇宙よりも遠い場所」のスタンプラリーを発見。これはやるしかありますまい。駅前のホテルに行って、スタンプ押して先に行く。「歴史の小径」が整備されていて、その小径沿いに昔からの建物が並んでいました。

「武鷹館」は武家屋敷が移設された施設。

なんか大勢の係の人たちがいて、一人の方が説明してくれました。曰く、前日までイベントをしていたのだとか。その片付けをしている最中でした。が、ありがたいことに丁寧に説明してくれました。

・茅葺の屋根は去年葺き替えられたもの。端っこのところは職人芸が生きるところらしい。

・平成11年までは他のところにあって、実際に人が住んでいたらしいが、空き地だった現在の場所に移築された。

・近くに小学校があって、正田美智子さんが疎開に来ていたらしい。館林は正田家の本家があるからですね。

・館林城は火災であらかた焼け落ちてしまったらしい。

・この辺りは沼地で、それを天然の堀として城が作られた。

・干拓したところで小麦粉が作られていて、その小麦を使って製粉していた館林製粉がのちの日清製粉となった。

などなど。

少し先に「田中正造記念館」がありました。足尾銅山は日光の方にあるわけですが、渡瀬川の下流域はまさに館林のあたりで、鉱害の場所だったわけです。手作り感あふれる記念館でした。無料ですが、募金を募集していたので、200円を入れました。缶バッジと冊子をいただきました。

歩くと「西の洞」というお店を発見。何屋さんかよくわからなかったのですが、ネットで調べたところイタリアンのお店でした。入店。コースにハートランドビールをいただく。前菜とパスタは選択可能でした。

いやー、素敵なイタリアンでした。

出て、別のホテルに行ってスタンプ。ホテルの脇の川に鯉のぼりがかかっていました。

「館林城址」へ。「土橋門」。再建されていました。

「文化会館」がありましたが、カルピスの協賛が入っているようでした。館林にはカルピスの工場があるんですね。

「千貫門」の跡。

「向井千秋記念子ども科学館」があり、スタンプをゲット。また後で来ることにしました。「田山花袋文学記念館」もあり、大いに気になりましたが、こちらもいったん時間の関係でスルー。「旧秋元別邸」は係の人がなんかやっていました。後でくれば入ることができるのかなあと思って、ここもスルー。

「県立つつじが岡公園」に到着。バカでかい！

まずは「つつじ映像学習館」。最後のスタンプを押しつつ、記念品と交換です。サイコロを回して出た目のキャラクターのカードをもらえました。

「宇宙よりも遠い場所」のコーナーが出来上がっていました。愛されているアニメだなあ。友人たち向けにクリアファイルをゲット。お土産としました。

3館に回れるチケットを買い、まずは映像学習館の映像を観ようとしたのですが、子ども向けっぽい。ということで、やめました。チケット代を損しましたが、まあ寄付ということで。

ツツジは残念ながら大半終わっていました。でも、咲き残っているのもあって、十分楽しめました。

地元のアイドルがライブをやっていましたね。

ぐるっと回って、カフェでツツジのソフトクリームをゲット。間違われてしまって、ミックスが提供されましたが、まあいいでしょう。美味しかったです。

でかい公園を散策しつつ、「鶴生田川」へ。鯉のぼりがたくさん並んでいました！

見事見事。

堪能してから、さっきスルーした「田山花袋文学記念館」へ。田山花袋は久しく読んでないなあ。自然主義文学の代表者の一人ですね。館林の人だったんですねえ。また読んでみるかな。

記念館の目の前にある「第二資料館」にも行きました。「田山花袋の生家」があります。

「旧上毛モスリン事務所」。

「向井千秋記念子ども科学館」へ。子ども向けでしたが、向井千秋さんのコーナーなど、大人が見ても十分に楽しめました。たまたまだったんでしょうが、なんと！南極の氷が展示されていました。かつ、触れるんです。本物らしい。耳を近づけるとプチプチと音がしました。大昔の大気が氷の中から出てきているんですかね。ロマンある展示でした。