越後妻有 大地の芸術祭2022 第1日目 十日町

2022/08/12

新潟 大地の芸術祭

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「越後妻有 大地の芸術祭2022」に行ってきました。前回に続き二度目です。
ちなみに、すべてのリンクを貼っておきます。1日目 十日町2日目 松代3日目 松之山4日目 津南5日目 六日町から帰宅、です。




起きたのは3:30。早すぎました。外は真っ暗。二度寝しようとしたけど寝れず、3:50に起きて支度をします。いつもの部屋の掃除やゴミ出しなどをして、4:40に車Volkswagen jeans up!に乗り込んで鎌ケ谷を出発。まだちょっと暗かったですね。

早かったこともあって、幸いにして外環道は空いていました。関越に乗って、しばらくしたら渋滞になりました。早く出たんだけどなあ。見たところ事故があったようでした。故障かな。当該の車の脇を通ったときには乗っている人は元気そうでしたので。

休憩しようと思ったらSAを見事に通り過ぎ、「嵐山PA」へ。残念ながらまだお店は空いておらず、自販機のコーヒー飲んで過ごす。ちょっと眠たかったですね、やっぱり。

渋滞あけてからは気持ちよく流れていきました。関越道は気持ち良いですねえ。湯沢のあたりなどは景色が良かったです。

途中途中で休憩を入れていきました。「上里SA」で休憩。名物というパン「姫豚メンチカツサンド」をいただく。サクサクで、肉厚で、うまうま。

なんかですね、今日出発するときに忘れ物した気がしたんですよね。そのあと色々と考えても忘れてなかったので、戻ることなく進んできたわけですが、見事に帽子を忘れてしまいました・・・。夏の日差し強い中、帽子がないのは辛い・・・。SAで買おうか悩んだのですが、せっかくなら芸術祭グッズとかで帽子を買うといいかもなあと思ってスルーしたのでした。

降りるところは六日町でした。六日町前の最後の「塩沢石打SA」で下りて休憩。が、SAと言いつつコンビニしかありませんでした。ちょっとがっかり。

六日町でおりて、十日町を目指します。30分かからないくらいで、本日始めの目的地である「越後妻有 里山現代美術館 MonET」に到着。9:30くらい。ということで、休憩しつつ約5時間かかったことになります。やっぱり遠いなあ新潟。でも運転しているとあっという間でしたけどね。

前回こちらは「キナーレ」という名前だったと思いますが、名称変更の上リニューアルオープンされたそうです。道の駅の駐車場に停めて、道の駅に少しだけ寄って、MonETでチケットをゲット。事前にオンラインで買っていたので、リアルのチケットを発行していただきました。大地の芸術祭はオンラインチケットは無かったのです。10時オープンだったので、MonETの外の展示を見て待つ。

ショップはすでに開いていたので、ショップでロゴの付いたストローハットを見かけました。帽子を忘れた身にはこれぞ!というアイテムでしたが、自分の頭が無駄にでかいことを忘れていました。入りませんでした・・・。購入を諦めました。

10時オープンと同時に中谷芙二子の霧です。霧が広がり見ている人も包み込んでいきました。

展示の中で目を引いたのはウクライナとロシアの戦争を受けて作られたアートでした。アートによる戦争への抗議。ロシアの作家がロシアの女性たちの戦争への反対運動をアートにしていたのも印象深いものでした。


2Fの展示は新しくなっていて、特に目[me]、名和晃平、中谷ミチコが良かったなあと。




そうそう、森山大道の写真もあって、さすがでした。よくこう切り取るなあと思います。

他にもいろいろ。




外に出て淺井裕介の「Physis」を観る。MonETの外壁に描かれていました。

MonETは非常に良かったのですが、前回は1Fの展示がもっと充実していた気がします。そこだけが残念でした。

さて、11時になったので、11時から販売されていた「TSUMARI BURGER」をいただく。飲み物はクラフトコーラをセレクト。いずれも美味しかったです。

MonETを出て向かったのは「十日町市利雪親雪総合センター」です。が、2つある展示のうちの一つ「誤山を眺める」がまだ作成中でした。作成風景を見れたのは良かったかもしれません。見たところ、まだまだ時間かかりそうでした。井橋亜璃紗の「意識と自然の探索」は観ることができました。十日町のコラージュみたいな作品です。

続いて、地図上は「妻有田中文雄文庫」となっているのですが、実際は河口龍夫「農具の時間」でした。建物の前の駐車スペースの数が少なく、聞いたら近くの公民館に停めてくれとのことで、そちらに車を停めて向かいました。人がおらず、農具が勝手に動いているような展示でした。


建物の前で野菜を売っていたので、きゅうりをゲット。近くの神社に水道があったので、きゅうりを洗って早速いただく。うまうま。この日も炎天下でしたので、温かいきゅうりでした。温かいきゅうりってなんか新鮮でしたね。



ここからはちょいと遠出をしようと、車を走らせて「かまぼこフェイス」を観る。

続いていった磯辺行久「昔はみんなたのしかった 文化人類学手法によるフィールドワークから」が非常に良かったです。この日一番かな。閉村となった飛渡・中条の小貫集落を調査し、小路に黄色いポールを立て、かつての村を再現しているんです。昔の生活をトレースするかのようにぐるりと歩いてみました。閉村になったのに、日露戦争で亡くなった人の碑があるんですよね。この村からも戦争に駆り出されて亡くなった方がいたというわけなのです。忘れてはならない歴史です。八幡様もありました。


その後は吉野央子「環の小屋 パラダイス」。地蔵尊があるのですが、そこにある碑が気になってしまった。ここからも戦争に駆り出されていって、若くして亡くなったわけです。こんなご時世なので、こうした碑に着目せざるを得ませんでした。前回訪れた際も見ているはずですが、今回は特に印象に残り、考えさせられました。現在を受けて、鑑賞者・旅行者の視点も変わっていきます。


「枯木又プロジェクト」。前回も行ったところ。スポーツ飲料を売っていたので買ってごくごく。いやーしかし暑かったなあ。汗だくだく。




戻ってきて行ったのは「高靇神社(こうりゅうじんじゃ)」にある影山健「ここにおいて「縄文の時とともに」」です。この神社は規模が大きいのですが、それにちょうどマッチした縄の迫力ある展示でした。


次にどこにいこうか悩んだのですが、まだ行っていなかった「絵本と木の実の美術館」に行ってみました。ちょっと距離がありました。ここも非常に良いです。田島征三さんによる「生き物のケハイがする美術館」です。廃校を美術館にし、周囲にはビオトーブがあります。パンフレットに書いてありましたが、たしかに都内の美術館って異様ですよね。ピカピカの建物、流れる水と池には藻などは一切ないという・・・。そういうのではない、別の形の美術館を構想し実現していました。なんかこう、子供の頃の想像力がそのまま学校に入り込んできて暴れているような展示でした。





水出しコーヒーをいただく。

この美術館の入口に近場の展示の説明があって、4分くらいで行けると書いてあったので、展示員の方にルートを聞いていってみました。栗真由美「ビルズクラウド」です。越後妻有の建物をライトボックスにして上から吊るってあります。展示員の方が説明してくださいましたが、地域ごとに高さが変えてあって、実際の標高差に合わせて展示されているとか。


途中通り過ぎたブルーノ・マトン「6つの徳の物語」を見に行く。ここは「鉢の石仏(はちのいしぼとけ)」のあるところでして、鉢の石仏が見応えがあります。この石はどのようにここまで持ってきたのでしょうか。・・・と思いながらカメラを見ていたのですが、衝撃が走りました!なんと、カメラの撮影モードを間違っていたのです。RAWで撮っているものだとばっかり思っていたのですが、ファインモールドで撮っていました・・・やってもーたー。かなり前からそうなっていたらしく、先日の瀬戸内の写真も全てファインモールドでした。あーあー。まあでも仕方ありません。少しぐらい画質が悪くても、まあそれは味というものです(ほんとかよ)。過去は取り戻せないので、さっぱりと忘れることにしました。まあほら、JPEG撮って出しでも画質そんなに悪くなかったし(忘れられないらしい)。


宿にGo。この日は六日町の宿。移動時間が少しかかりますが、致し方なし。この日はずっと晴れていましたが、急に雨が降り出しました。コンビに寄って食料やお酒を調達して、本日の宿「六日町温泉郷 彩食一心 金誠舘 グレースコート・レアリス」へ。

ここは温泉が源泉かけ流しなんですー。やったー。透明のいいお湯でした―。

食事もたんまりと出てきました。天ぷらとかがはじめから全部出てくるというスタイルだったのが少し残念ではありましたが、対応するべく、まずは熱々の天ぷらからいただく。ご飯も炊きたてがおいてあったので、先にご飯を頂いてしまいました。この辺りの御飯は言うまでもなく魚沼産のお米。美味しかったです。お腹いっぱいになってしまいました。



食後は本日の旅の整理をしつつ、英会話とその復習をしつつ、温泉に使ってお酒飲んだりと忙しく過ごしたのでした。

いやー、でもRAWで撮った写真は鮮明な気がするなあ・・・。あーあー、やってもうたー(しばらくショックから立ち直れないと思います)。

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