2022/08/15

越後妻有 大地の芸術祭2022 第4日目 津南

越後妻有 大地の芸術祭2022の4日目は津南です。
ちなみに、すべてのリンクを貼っておきます。1日目 十日町2日目 松代3日目 松之山4日目 津南5日目 六日町から帰宅、です。

今まで回ったエリアで行けなかったところをコンプリートしようというプランも有りましたが、まあココはあえて別のエリアということで津南をセレクトしてみました。





朝食はビュッフェスタイル。田舎な感じの食事を楽しめて大満足でした。

まず行ったのは「上郷グローブ座」です。10時前に付いたので、周囲をウロウロし写真を撮る。まずは検温だけでもと、10分くらい前に行ったところ、入れてくれました。ありがとうございます。


1Fにはミニシアター「シネマ上郷」と、動物の形をした自動人形による演奏が楽しめる「上郷バンド」の展示がありました。


2Fは「偽ハルモニア論」。あえて、とうてい鑑賞者が鑑賞できないレベルの長い曲にして、いわゆるコンサートとかにある時間の共有というか制約を逃れようとした作品です。

外には「香港ハウス」。香港からの展示です。受付は多分香港の方。英語で資料を渡してくれました。最近英会話をやっているので、言っていることがわかるし、英語で応対できました。ちょっとうれしい。

白いパネルで影を作って、それを写真で撮るという手法はちょっと惹かれるものがありました。影に着目して写真を撮っていくと面白いかもしれません。


建物の後ろに何故か鳥の巣がありました。上から落ちてしまったんですかね。

そうそう、上郷グローブ座では野菜を配っていました。ありがとうございます。きゅうりとトマトを頂いてしまいました。持っていてマヨネーズを付けていただく。いやーとれたてで美味しかったなあ。

続いて向かったのは「記憶-記録 足滝の人々」です。車を走らせていて、黒い人物が大量に現れたときにはドキッとしましたが、シルエットから望む景観はなかなかのものがありました。

近くの「国境を超えて-山」へ。”国境を超えて”というのは陳腐に聞こえるかもしれません。違った、陳腐に聞こえたのかもしれません。しかし今の世界を見るに、アクチュアリティをもった言葉であり、作品であると思います。

次に行こうとしたときに、山の方の道は狭いというのがガイドブックにあったし、道端の標識にも書いてあったので、ビビってやめにして、「Air for Everyone」に向かいました。到着して思ったのですが、こちらは前に来たことがあります。また訪問しても良かったのですが、今回は初めてのところ中心に回ろうと、別のところに行くことにしました。目指したのは「竜ヶ窪」です。

展示会場を一旦スルーし、その先の「竜ヶ窪」へ。間違って山の方に行ってしまいましたが、戻って駐車場に車を入れて歩きます。ここの湖が美しかった。


水は飲用可能です。私はお腹が弱いこともあって、飲みませんでしたが、飲んだり、水をペットボトルに汲んだりしている人たちがいました。

少し戻って「廃材水族館:竜ヶ窪」へ。


ここには売店とレストランもありました。お昼だったので、唐揚げがおいしそうでした。が、この旅のコンセプト?に基づき、お昼は取らず、お茶とキーホルダーを買い、近くの公園で、今までのホテルでいただいたお菓子を中心とした軽いお昼にしたのでした。

続いて「旧津南小学校大赤沢分校」に向かいました。ここに行くときに、なぜかナビが遠回りルートを進めてきたんですよね。ナビの間違いだと思って別ルートにしたのですが、私が間違っていました。ひまわりの公園があって、そこに渋滞ができていたのです。しっかりと巻き込まれました。夏だったので、ひまわりを観るのにも惹かれるものはありましたが、渋滞のさなか遠くから写真を撮るにとどめ、先を急ぎました。

「旧津南小学校大赤沢分校」は津南の端っこ、長野との県境の辺りにあります。遠い遠い。しかも、途中から道が細くなります。車が1台しか通れなくなりました。対向車が来たら譲り合って、先に進みます。こういうときって、前に車がいると楽なんですよね。その車が切り開く道をたどっていけばいいわけです。ちょうど前に車がいたので、その車だよりに進んでいたのですが、前に行くように道を譲られてしまいました・・・煽ったわけではないのですが・・・。

「かたくりの宿」に着きましたが、「旧津南小学校大赤沢分校」はまっすぐだという標識があり、先に進みました。が、非常に道が狭い。いやー怖かったですね。1000ccのVolkswagen jeans up!だったから良かったようなものの、大きな車はきついと思います。でもですね、地図を見ていたのですが、普通の道もあるはずなんですよね。でも道端にある大地の芸術祭の標識はこちらのルートを示していたのでした。

なんとか到着!疲れたー。受付し、受付の方にルートを確認。たしかに普通の道もありました。帰りはそっちを通ることを決意。ただし、平日は物流のためのトラックが通ったりするとか。この日は日曜日だったので、その心配はないでしょう。運転に疲れた身を癒やしてくれたのは猫ちゃんでした。

展示を見ました。


2Fの展示が公式ガイドブックの制作に間に合わなかったとかで、説明の紙をくれました。この辺りは「秋山郷」でして、秘境です。マタギが住んでいたエリアです。その文化を2Fの展示が伝えていました。熊の狩猟の様子をビデオで見ることができました。

展示を出たところ、「蛇淵の滝」があるということで、行ってみました。近寄れませんが、なかなかな滝を上から眺めることができます。

滝の入口に木工のお店「山源」がありました。前々から欲しかった一輪挿しと、お味噌汁に使えそうなお椀をゲット。なかなか来れないところのグッズを日用使いするというのがいいではありませんか。

帰りは普通のルート。いやー、ものすごく快適なルートでした。トンネルあるし。しっかりと整備されていました。景観もよく途中で車を停めて写真を撮ったりしました。

こちらは失敗写真ですが、トンボが重なってくるのはめったに無いので載せておきます。

こちらが生活上は基本のルートなんでしょうね。「旧津南小学校大赤沢分校」への行き方として、大地の芸術祭的にもこちらのルートを正にすればいいのに、と思いましたが、道が狭いルートの方にはお店があったりしましたからね。なかなかこっちのルートを正にするのは色々あって難しいのかもしれません。

「かたくりの宿」へ。すごろくがありました。学校が宿になっているので、いつか泊まりたいなあ。ここは以前は義務教育免除地!で義務教育がなかったそうなのです。働きかけをし、学校ができ、閉校となり、今は宿になっているという、そういう長い歴史がありました。

宿のそばに「見倉橋」があります。吊橋です。行ってみました。

怖いです。先にいた家族の子供が怖くて泣いていて、渡るのを断念していました。いいんです。そんな思いをしてまで渡る必要はありません。が、私は頑張って歩いてみました。吊橋って、構造上、真ん中あたりに鳴ると橋の壁の部分が低く鳴るじゃないですか。それが怖い!いやー怖かった。速歩きになってしまいました。戻ってきて気づくと汗だく。いやはや、参りました。

そこからぐいんと戻って、津南中等教育学校にある「農具は楽器だ!」を見ました、いや、聴きました。農具が音を奏でます。なかなか面白いのでおすすめ。ちなみに、中等教育学校って何だと思って後で調べたところ、県立の中高一貫校らしい。

苗場酒造でやっている「Invisible Globe〜不可視の杜〜」へ。苗場酒造にはストレートで行けず、少し迷ってしまいました。「農具は楽器だ!」からだと迷うことはないのですが、変に途中で曲がってしまったのが失敗。

オブジェと影の組み合わせ。

苗場酒造なので、当然帰りには限定のお酒をゲットしました。JAF会員だとおちょこのプレゼントが有りました。ちなみに、苗場酒造グッズはふるさと納税の返礼品で私持っていたりします。

この日最後は、津南エリアではなく中里エリアなのですが「ポチョムキン」へ。前に行ったことがあるのですが、この近辺で「木地師ミナライゴヤ」が行商していると書いてあったのですが、この日はいませんでした。残念。

雨が降ってきたこともあり、ホテルへGo。この日のホテルは六日町温泉の「いろりあん」です。お風呂は循環なのが残念なところではありましたが、いいお湯でした。

お風呂に入り、その後すぐに英会話をし、夕食に向かうというハードスケジュールをこなしました。

夕食も大満足。実質最終日であり、心理学で言う親近効果が働いているかもしれませんが、しかしお刺身に関してはいままでで一番良かった気がします。



食後は30分くらい寝てしまって、その後起きてブログを書いたりして夜が更けていったのでした。

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